羽織に飽いたら
休みの間も袖無し羽織を編んでゐる。
編んでゐて思つたのだが、これは編むより織つた方が早いのぢやああるまいか。
40cm幅でおなじ長さのものを二枚織つて、それをつなぎあはせればできるぢやあないか。
問題は、我が家には40cm幅のものをさくさく織れるやうな織り機がないといふことだ。
40cm幅のマフラーといふかストールを二枚編んでつなげばいいと思つてゐたけれど、このストールを一枚編むのも結構大変なのだつた。
といふわけで、いつになつたらできあがるのか皆目見当がつかない。
一方、指無し手袋を編みたい気もしてゐる。
といふのも、部屋が冷えるからだ。
暖房をつければいいぢやあないかといふ話もあらう。
至極当然の話だ。
問題は、職場も冷えるといふことだ。
職場の空調は全館集中管理で、こちらからはどうしやうもない。
寒い日には手が冷える。
しかし仕事はしなければならない。
そこで指無し手袋だ。
これまでも、夏の冷房のきつい時期に指無し手袋をはめたこともあつた。
リストウォーマとどちらにしやうか迷ふけれど、親指くらゐはあつた方が使ひ勝手がいいかな。
と、これを打つてゐるいまも指無し手袋をはめてゐる。
Regia の Silk-4Ply で編んだSerpentine Mitts (Rav) だ。
二目ゴム編みに交差模様といふのがことのほか気に入つてゐる。
羽織に飽きたら指無し手袋を編むことにしやう。
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