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Thursday, 01 December 2016

2016年11月の読書メーター

2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:1528ページ
ナイス数:13ナイス

無敵のソクラテス無敵のソクラテス感想
死といふものがどんなものだかわかつたと思つた試しはない。だが死は怖い。といふことは、自分は死がどんなものだかわかつてゐると思つてゐるのか。そんなことないんだけどなあ。つまり、この感情は「恐怖」ではないのだらう。「不安」。それだ。多分。この本で云つてゐることが正しいのであれば。「帰ってきたソクラテス」を勧められたのだが入手できず、この本を手に取つた。ありだと思ひます。
読了日:11月5日 著者:池田晶子
敵は海賊・短篇版敵は海賊・短篇版感想
神林長平は固有名詞の付け方が絶妙だ。人名にしろ地名にしろ、よくこんな名前をつけられるものだといつも思ふ。ここにおさめられてゐる四篇も例外ではない。雪風の出てくる短篇を過去に読んだ気がしてゐたのだが、これだつたのか。いまはなにもかもなつかしい。
読了日:11月8日 著者:神林長平
The Martian Chronicles (Voyager Classics)The Martian Chronicles (Voyager Classics)感想
最後のオチ(オチとは云はないのかもしれないが)がいま読み返しても好きだなあ。差別されてゐた人々は差別のない世の中を求めて火星に行つたのだらうが、おそらく地球に戻つたのだらう。戻つて、差別してゐた人々とともに滅んだのだらうか。時節柄、そんなことを考へてしまつた。
読了日:11月15日 著者:RayBradbury
言葉使い師言葉使い師感想
「スフィンクス・マシン」はNHKのラジオドラマで聞いた記憶がある。スフィンクス・マシンの組み上がるやうすの音はキャベツを刻む音だか葉をむしる音で作つた、とか、メイキングまで記憶してゐる。それで手にしてみた。今回は記憶を題材にした二作に興味を惹かれた。
読了日:11月17日 著者:神林長平
李陵李陵感想
「きみは悪くないんだよ」と誰か云うてやつてくれ。
読了日:11月18日 著者:中島敦
名人伝名人伝感想
これと「文字禍」とは笑ひ話だと信じてゐる。
読了日:11月18日 著者:中島敦
悟浄歎異 —沙門悟浄の手記—悟浄歎異 —沙門悟浄の手記—感想
「西遊記」が読みたかつたのだが、気力・体力ともに大冊を読める状態ではなかつたので。これもなんとなく微笑ましいと思ひながら読んでしまふ話だ。
読了日:11月18日 著者:中島敦
悟浄出世悟浄出世感想
昔初めて読んだときは自分のことが書いてあるのかと思うたこともある。「実は彼が微かすかな声で呟つぶやいているのである。「俺おれはばかだ」とか、「どうして俺はこうなんだろう」とか、「もうだめだ。俺は」とか、」とかのくだりね。さすがに自分が堕天使だと思うたことはないけどね。それつてつまり元は天使だつたつてことでせう。これはいまも変はらない。成長してゐないことが確認できたのでよしとしたい。
読了日:11月18日 著者:中島敦
山月記山月記感想
「李陵」に比べると文章がきゆつとしまつてゐる感じがする。ここのところ読んだものの流れの中でこれを読まないのはなんか違ふかなといふので読み返してみた。いつ読んでもイタい。
読了日:11月20日 著者:中島敦
文字禍文字禍感想
とりあへず、読んで笑ふ。まづはそこから。
読了日:11月20日 著者:中島敦
鏡花氏の文章鏡花氏の文章感想
中島敦が好きなのは多分、かういふところがあるから。
読了日:11月20日 著者:中島敦
覚えておきたい極めつけの名句1000 (角川ソフィア文庫)覚えておきたい極めつけの名句1000 (角川ソフィア文庫)感想
ひとまづ通読。今後はパラパラとめくりつつ読みたい。クイズ形式の難読季語や言葉遣ひ、文法の間違ひなどもあつておもしろい。おなじ句でも読んだときによつて感じ方が違ふのも楽しい。
読了日:11月28日 著者:

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