日輪の輝きを受けて
タティングレースのモチーフの二枚目を作つて一枚目とつないだ。
Mary Konior の Tatting with Visual Patterns に掲載されてゐる Masquerade といふモチーフだ。
四枚つなぐと、モチーフにはない模様が浮かびあがつてくるのが楽しい。なかなかそこまでたどりつきさうにはないけどね。
タティングレースが進んでゐるのは、昼休みのあいた時間に結んでゐるからだ。
「この時間にはこれをする」と決めるとわづかながらでも進むものである。
Masquerade に使用してゐる Lisbeth #40 の Lavender Dk は何年も前に購入したものだ。
ずつと眠らせたままだつた。
どんな色なのか試しに買つてみたものの、さて、ではなにを作つたものか知らん、といふのでしまひ込んで幾星霜。
モチーフを作つてみてもいいけれど、さうすると中途半端に糸が減るのがイヤでね。
自分の好みからいふとちよつとどぎつい感じのする色かなと思ふ。
その一方で、日の光があたつたときにきらきらする感じは悪くない。
レース糸つて、ときどきさういふの、あるよね。
日光の下で見ると、輝いて見えるやうな糸。
この糸もそんな感じの糸だ。
そんなわけで、明るい時間帯に結んでゐるといふのも進む理由なのかもしれない。
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