酷寒の冬に備へる
くつ下を編み始めた。
Twisted Tweed Socks (Rav) を Opal のくつ下毛糸で編んでゐる。
9/29(木)に開始した。
針は0号だ。
編み方を見ると、このくつ下は輪針で編むことになつてゐる。
輪針なのは、おそらく模様の都合が大きい。
三目連続ですべり目をするからだ。
目の裏に糸がわたるから、針と針とのあひだで糸がつれたり逆に長すぎたりしがちなんだと思ふ。
このくつ下を編むことにしたのは、すべり目を多用するからだ。
すべり目があると、目の裏に糸がわたる。すなはちその部分が二重になるのでよりあたたかくなる。
そもそもくつ下を編み始めた理由は、「この冬はきつと職場で手編みのくつ下を履くやうだらう」と思つたからだつた。
前回の冬は、あまりの寒さにヨガソックスを編んだ。
ヨガソックスだとつま先とかかとがない。足首と甲とをあたためるようなくつ下になる。
それでわりと十分だつたんだよね。
電車の中も冷えてゐたので、ヨガソックスは必須だつた。
ヨガソックスを履かないときは、厚手のくつ下を履くやうにしてゐた。
今度の冬はヨガソックスでは足りないかもしれない。つま先やかかともほしいかもしれない。
いま働いてゐる部屋が異様に冷え得る部屋だからだ。
館内空調はもちろん入つてゐるのだが、それだけでは足りないくらゐ冷える。
くつ下、必要だよな。
さう思つたのである。
考へてみたら、膝掛けとかアームカヴァとかもほしいやうな気がする。
どうも膝や肘から冷えてくるやうな気がするからだ。
膝掛けは大きくなるからいまの時期まだ暑すぎてちよつと編めないけれど、アームカヴァは編んでおいた方がいいかもしれないな。
ところでくつ下を編むのは楽しい。
ときどき、もうくつ下だけ編んでゐればいいかな、と思ふくらゐ楽しい。
この秋冬は袖無し羽織を編む、とここにも何度も書いてゐるけれど、ほんたうに編むかどうか、不安になつてきた。
いつまでも暑いからね。
それに、くつ下を編むのが楽しすぎる。
とりあへずはこのくつ下を編まう。
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