思つてゐたより糸が長い
パピーのアンパトスーリで編んでゐるネックウォーマはちよこちよこ進んでゐる。
糸が細いのでなかなか大きくならないのだつた。
手元には三玉あつて全部使ひ切るつもりでゐたが、このままだと一玉で十分な大きさになりさうな気がする。
残りの二玉で三角ショールでも編まうかなあなどと思つてゐる。
フード付のマフラーといふのがある。
かつて一度編んだことがある。
編むのはいいが、使つてゐると案外フード部分が重たい。
フードを使はないとき、邪魔になるのだ。
でもこれくらゐ軽い糸なら大丈夫かな。
などと書きつつ、別段フード付のマフラーを編むつもりはない。
普通に長いマフラーを編んで真知子巻きにするのが一番なんぢやないかなあ。
真知子巻きはよくできてるよね。
真知子巻きにすれば帽子は不要だ。チト長いマフラーがあればいい。
Cowl もいい。ネックウォーマといふかね。
頭からかぶつて肩まで覆ふやうなネックウォーマがひとつあれば、頭から首、肩をあたためることができる。
さういふのを編まうとして、まあ、実際何度か編んではみた。
実際に寒くなると使つてゐるものもある。
でもなかなか頭からかぶることはない。
有り体に云ふと、そんなことしてる人がほかにゐないからだね。
それを云ふと真知子巻きもさうだ。
最近あまり見ない。
そんなに寒くないといふことなのかな。
真知子巻き自体は、北海道でのロケで寒くて岸恵子が巻いてゐたのがそのまま映画に使はれたといふ話だ。
いま編んでゐる cowl は頭からかぶれるくらゐ長いものにするつもりだつた。
とりあへず一玉使ひきつてみて、それからどうするか決めるかなあ。
ねぢれてメビウスの輪状になつてしまつたので、あんまり長いのは編みづらいかなあ、とも思つてゐる。
それに、あまりこのネックウォーマにかかりきりになつてゐると、今年こそ編まうと思つてゐた羽織が編めないしね。
すこし涼しくなつてきたやうだし、しばらくはこの cowl を編みつつ、この先のことを考へてみやうかな。
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