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Monday, 22 August 2016

云ひ訳ばかりくり返す

パピーのピマデニムで編んでゐた Lacy Baktus が編み上がつてしまつた。

まだ整形はしてゐないので写真は撮つてゐない。
今週、どこかで整形したいと思つてゐる。

前回も書いたとほり、綿、いいですな。
一年を通して使へさう。
ピマデニムの編み地は、一見ちよつとざらつとするかなといふ印象なのだが、触つてみると案外やはらかくていい感じだ。
針をちよつと太めにしたのもよかつたのかもしれない。
ネットで検索すると、ピマデニムで編んだものには帽子やポシェットなど直接皮膚に触れないものが多いやうに思ふが、マフラーとかスカーフとかもいいんぢやないかと思ふ。
まあ、ここのところえらく蒸し暑くてずつと巻いてゐたわけぢやないけれど、羊毛の糸(いはゆる「毛糸」ですな)で編んだもののやうなチクチクする感じはない。

綿、いいなあ。
デビー・ブリスがよく綿の糸で編んだものをデザインしてゐたよな。
「綿なら一年中着られるから」と云つてゐたやうに思ふ。
デビー・ブリス。
あこがれでしたなあ。
最近はどうしてゐるんだらう。
あとで検索してみるか。

ところで困つた事態が発生してゐる。
編むものがなくなつてしまつたのだ。
あみもの、そんなに好きぢやないかもしれないんだよね、とか云ひながら、編むものがないとひどく心細い。
これつてもう好きとか嫌ひとかぢやなくて、ないとゐられないといふ状態なのぢやあるまいか。

「編めない編めない」と云ふのは、きまつてなにか編むものがあるときのことだ。
Lacy Baktus は、比較的集中して編んでゐたけれど、それでも全然編めない日もあつた。
蒸し暑いとどうも、ね。
気温は高くないのかもしれないけれど、湿度が高いときなんかは覿面に編めない。
でもそれつて、なにかを編んでゐる最中だからなんだよね。

とりあへず、涼しくなつてきたら袖無し羽織を編むつもりで、日夜「鬼平犯科帳」で研究してゐる。お頭がよく羽織つてゐるんだよね、袖無しの羽織を。
あと、先代の中村又五郎も出てきたときに着てゐたし、古い必殺シリーズを見たりすると岸田森が着てゐたりする(「必殺仕事人」か?)。

しかし、それを編むにはまだ暑すぎるんだよ。
軽くしたいので、家にあるフェルテッドツイードを総動員して編まうと思つてゐるのだが、それを集めてくるだけの気力もない。
暑すぎて。
いや、むしろ、蒸しすぎて。
フェルテッドツイードの色はさまざまなので、にぎやかな羽織になるはずだ。
だいたい袖無し羽織なんぞ外には着ては行かないので、それでいい。
羽織を編みたいといふのは、十年来(いや、もつとか)の野望でもあるし。
ほんとは袖のあるのも編みたいんだけど、それは次の段階にとつておくことにする。

羽織も綿の糸で編むといいのかもしれないが。
それだと糸を買はねばならないし……と書いたところで、十分な量があるかもしれないことに思ひ至る。

デビー・ブリスのコットン糸が着分、タンスの底に眠つてゐるはずだ。
……気づいてしまつたか。

で、でも、綿の糸だと重たくなるかもしれないし、それに袖無し羽織なんて年がら年中着るものぢやあないし……
と、延々と心の中で云ひ訳をくり返してゐる。

ROWAN DENIM も廃番になる前に買つたものがあるのだが、それはまた別の話。

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