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Tuesday, 09 August 2016

レースと色

Tatted Necktie in Progress

タティングレースのネクタイは一見だいぶ進んでゐる。

菱形のモチーフの周囲をぐるつとめぐつて、いまは首にかかる部分を作つてゐる。
目下の悩みは、この首にかかる部分をどれくらゐの長さにするか、だ。

「ネクタイ」とはいふけれど、そして、ネクタイとしか呼びやうはないけれど、これつて多分、ジャボのやうな使ひ方をすると思ふんだよね。
ジャボもネクタイといへばさうかもしれないが。
さうすると、両端の菱形部分がうまいこと襟元にくるやうな長さにする必要がある。
多少ゆるめに結ぶやうに作ることも可能だとは思ふが、どうかなあ。それだと先端部分がちよつと巨大なラリエット風になりさうだな。それはそれでいいか。

悩みつつ、いまのところは長さが気になることはないので、ひたすら結んでゐる。
もうちよつと長くなつたら首に巻いてみて確認しながら作ることにしやう。

ところでこのネクタイを作つたことのある人つてゐるんだらうか。
Google 検索をかけた感じだとゐさうにないんだよなあ。
もちろん、Jan Stawasz 本人かもしくは本に掲載するために作つた人はゐるんだらうけど。
Instagram とか Pinterest を探せばもしかしたらゐるか知らん。
それともいまどきジャボ形式のネクタイなんて作る人はゐないのか知らん。
ジャボはこどものピアノの発表会なんかにはいいかもしれないけどね。
カメオのブローチかなんかでとめて。
古風に過ぎるか知らん。

先週もちよこつと書いたけれど、三銃士の時代なら需要はあつたらうにね。
まあ、こんな江戸紫みたやうな色で20番手といふ太い糸で作つたジャボぢやあ当時は野暮かもしれないな。

やはり繊細な糸で白か生成のジャボが正当なのかな。
なにをして「正当」と考へるのかは謎だけれども。

20番手といふのは本の指定だから考へないことにして、江戸紫色といふのは、華美になり過ぎないやうにと選んだ色だ。
華美といふか、正統派つぽい感じといふか。
白とか生成の糸で作つたら如何にも「レース」といふ感じで、ちよつと使ひづらい気がしたのだ。
江戸紫色ならレースでもちよつとカジュアルな感じがしないか? すると思ふんだがなあ。

タティングレースではとくに、白や生成以外の色を作つた作品をWeb上では多く目にするやうに思ふ。
以前、「白や生成で作るなんて退屈」といふやうなコメントをいただいたこともある。
さうなんだよなー、白や生成で作ると「如何にも」な感じになるのがどうも、ね。
ドイリーならそれでもいいかもしれないけれど、アクセサリとして身につけたりするのには、色があつた方が楽しい。
なにしろ色を選ぶといふところからして楽しいし。

しかし、最後は白や生成に戻るのぢやああるまいか。
そんな気がする。
レースだもんね。

黒いレースといふのもいいものではあるが、それはまたそれ。

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