来年の手帳が決まらない
現在、システム手帳とMD NOTEBOOK COTTON の文庫サイズとを併用してゐる。
システム手帳には予定とToDo、MD NOTEBOOK COTTON にはその他のことを書いてゐる。
今年の二月に Bullet Journal をはじめて、このときはMD NOTEBOOK 新書サイズの方眼罫を使つてゐた。
使つてゐるあひだ、この一冊だけで予定もタスクもメモもなにもかも書けることと、この一冊だけ持つてゐればいいことにすつかりまゐつてしまつて、「これからは Bullet Journal だな」と思つてゐた。
Bullet Journal はしかし、ノートからノートにうつるときにうまいこと切れ目で移行しないといろいろ大変だつたりする。
そこで、システム手帳はどうだらうと思つて使ひはじめてみたのだが、予定やToDoはともかく、メモが取れない。
いや、取れてはゐるのだ。
取れてはゐるのだけれど、それまでのやうに思ふやうに書けない。
これは考へてみたら Bullet Journal をはじめた時点でさうだつたやうな気もする。
Bullet Journal は箇条書きを推奨してゐる。
Rapid Notetaking には箇条書きが最適だからだ。
それはそのとほりで、また、当初はやつがれも「なるほど、箇条書きのよさといふものもあるな」と思つてゐた。
たとへば、あまりリニアにものごとが並んでなくてもいい、とかね。
文章でダラダラと書くときは、ものごとはリニアに並んでゐないと書きづらい。
でも箇条書きなら多少前の内容と違ふ内容を書いてもそれはそれですんでしまふ。
あとで文章にするときにうまいこと取捨選択すればいいからだ。
それでずつとがんばつて箇条書きでメモをとつてきたのだけれど、どうやらこれがやつがれにはむかなかつたのらしい。
あるいは、単にシステム手帳のリフィルがよくないのかもしれない。
そんなわけで、エイムックの「システム手帳STYLE」を見て、「システム手帳は「公の手帳」、MOLESKINEは「私の手帳」」として使つてゐる人の例を見て、「これしかないか」といふのでMD NOTEBOOK COTTONを併用することにしたのだつた。
結果、以前よりずつと書くやうになつた。
箇条書きにはこだはらずに書いてゐる。
最初のうちは書けなくなつてゐたけれど、最近また書けるやうになつてきた。
そんな気がする。
しかしなあ、さうすると、せつかく一冊ですんでゐたものが二冊になつちやふんだよなあ。
やはり、来年の手帳には Rollbahn の手帳を選んでみやうか。
それも新書サイズに近い縦長のはどうだらう。
さう考へてゐる。
Rollbahn の手帳は、最初に月間予定表がついてゐて、あとは全部方眼罫のノートだ。あ、Rollbahn なので最後にポケットがついてゐるけれど、それくらゐ。
この「予定表+ノート」といふのがいいんぢやないかなあ。
さう思つてゐる。
予定表でなにが物足りないといつて、ノートの部分が少ないことだ。
ノートがあれば、そこになんでも書けるのに。
予定表に書かねばならないことはそこから拾つて書けばいい。
絶対いいと思ふんだけどなあ。
しかし、一冊ですませるならシステム手帳ともいへる。
リフィルの選びやうひとつでかんたんに実現できる。
いまのところリフィル・ジプシーだから「これ!」といふメモ用リフィルに出会へてゐないだけで、それさへ見つかればいふことはない。
ないんぢやないかな。
明日になればほぼ日手帳の予約受付もはじまる。
今年は例年になく出遅れてゐるんだよなあ、来年の手帳選びが。
ひとまづは Rollbahn を買つてみやうか。
リフィル探しも並行しつつ。
そんな風に考へてゐる。
Bullet Journal にこだはる必要は、いまはないと思つてゐる。
予定表とノートとが一緒になつたもの。
その条件さへ満たしてゐればいい。
さう思つてゐる。
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