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Tuesday, 10 May 2016

なくした?

あひかはらず極細毛糸でタティングしてゐる。

何にするといふあてのあるわけではないが、そこがいいのかもしれない。
また、毛糸といふ伸縮性のある糸で、文字どほり「ゆるーく」タティングするのがいいのかも。

連休中はほとんどタティングはしてゐなかつたけれどもね。

連休中は時計をさげる紐を作らねば、とばかり思つてゐて、タティングはお留守になつてしまつた。
そして、時計をさげる紐もできてはゐない。
できるどころか、影も形もないし、どんなものを作るかも決めてゐない。
決まらなかつたのだ。

そんなわけで、時計は持ち歩かぬままである。
時間はiPhoneで確認すればいいのだが、時計を持ち歩く生活に慣れてしまふと、これが案外面倒なのだつた。
すぐに慣れるとは思ふけれどもね。

そんなわけで、休みのあひだ、「ちよつとタティングでもしてみるかな」と思つて、タティングセットを取り出さうとして、ちよつと焦つた。
いつもシャトルや糸切り、クロススティッチ針を入れてゐるがま口が見つからない。
この連休は、あれこれかばんを持ち替へた。
遠出もしたし歩きもした。芝居見物もした。
その時々で使ひ勝手のよいかばんは違ふ。
その都度中身を入れ替へるのだが、「今日はタティングする場面はないな」といふときは、タティングのお道具は入れてはいかない。

そんなことをくり返してゐるうちに、なくしてしまつたのだらうか。

タティングのお道具は、濱野のナティカFといふがま口に入れてゐる。
このがま口のすばらしさについては以前も書いた。
財布としても気に入つてゐるし、シャトルなどを入れておくのにも最適だ。

そのがま口がない。
どこかで落としたのだらうか。
だが、落とすやうなところには持つてはいかないし、そもそもこの連休中はこのがま口を持つていく場面は少なかつたはずだ。

いろいろと考へた。

これつて、タティングレースに対する愛情が薄れてるつてことかな、とかね。
日々タティングをしてゐれば、このがま口はつねに手元にあるはずだ。
それをせずにゐるからかういふことになるのだらう。

幸ひ、一番お気に入りのシャトルはいまのところ持ち歩いてはゐない。
ちやんとしかるべき場所にあるのを確認した。
それだけでも御の字かな。

さう思つてゐた。
出勤するといふので、ブロガーズトートの中を確認したらばこは如何に。
あるぢやないですか、濱野のがま口。
やつがれのがま口は紺色だ。ブロガーズトートの内袋の色とほぼおなじである。
それで紛れてしまつてわからなかつたんだな。
あー、安心した。

いまのところあてどなく作つてゐる極細毛糸のモチーフつなぎしか入つてゐないし、中身も最低限のものしか入つてゐない。
使用してゐるシャトルがお気に入りのクロバーフローラの白つぽいシャトルであること以外は、そんなに打撃はない。
さう思ふやうにつとめてゐたんだけれどもね。

見つかつてみると、こんなにうれしいことはない。

そんなわけで、まだしばらくは極細毛糸のモチーフつなぎをつづけてみるつもりでゐる。

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