My Lifelog の現状
なにを書いてなにを書かないか。
どこになにを記録してゐるのか。
ちよつと棚卸ししてみやうと思ふ。
ライフログは紙のノートに書き付けるよりもスマートフォンのアプリケーションを使ふのが楽だらう。
何時に起きて何時に出かけて何時についてなにをして……といつたことは主にiLifeLoggerを使つてゐる。
ほんたうは「どこに行つた」「誰と会つた」といふ情報も一緒に記録できるものがいいのだが、使ひなれてしまふとなかなかほかのものを使ふことができない。
現在では出勤する日の記録はちやんと取れてゐるけれど、休みの日の記録はあまり取れてゐない。せいぜい睡眠時間くらゐだ。
これは、iLifeLoggerに記録するタイミングがよくくわからないせゐでもある。
出勤する日は、「いまから歩く」「いまから公共交通機関に乗る」「いまから働く」「いまから食べる」といふ区切りが明確だ。
休みの日はさうでもない。
つまり、のんべんだらりんと過ごしてしまつてゐる、といふことだ。
それぢやダメだよねー、といふことがわかるやうになつてゐるので、それはそれでいいのだらう。
勤めの日になににどれくらゐ時間がかかるかはもうだいぶわかつてゐる。
休みの日もさうなるといいのだが。
休みの日になると、ライフログさへ面倒になるんだな。いかんいかん。
ほかに、その日の歩数とかもうすこし細かい睡眠時間などはUPで取つてゐる。
紙のノートに記すものはどうなつてゐるのか。
以前、その日持ち歩くかばんについて手帳に書き記してゐる、と書いた。
これはいまもつづけてゐる。
不要なかばんをあぶりだすためにつけはじめたのだが、最近では記録を見返して「ここのところあのかばん使つてないなー」といふのでひつぱりだしてくるやうになつてしまつた。
それはそれでいいのかもしれない。
持つてゐるかばんとその使用頻度とを把握できてゐるのだし。
これもスマートフォンに記録してもいいのだが、なんとなく手帳に書いてぱらぱらと見返してゐる。正確な使用頻度はわからぬものの、ぱつと見た印象でわかるからかな。
読み終はつた本についても、手帳に記してゐる。
読書メーターを使つてゐるので、Evernote にも残るやうにはしてゐるが、細かい感想などは全部紙のノートに書いてゐる。
いまだと Bullet Journal として使つてゐる MDノートに記してゐる。
紙に手で書いてゐると、ときに「もつと早く書きたいのに」と思ふことがある。
PCに入力することも一時は考へた。
その方が入力は圧倒的に早いしね。
しかし、そのためのフォーマットを考へて、つまつてしまつた。
なにを記録したらいいだらう。
書名、著者名、出版社、出版年月日、出版地、読み始めた日、読み終へた日、場合によつてはISBN番号……
それくらゐは記録した方がいいやうな気もする。
でもいざフォーマットを作つてしまふと、窮屈なんだよなあ。
いいぢやん、出版年月日なんかどーでも、とか。
記録を見返すときに重要なのは、書名と感想とくらゐだ。あ、やつがれにとつては、ね。
図書館で借りた本なら著者名や出版社がわかつた方が、あとからやつぱり買はうと思つたときには役に立つ。
わかつてゐて、でもここでもやはり紙に書き付けてあとでページをぱらぱらめくる方が自分にとつては見返しやすい。
そんなわけで手で書いてゐる。
「東京マッハ」で手ぬぐひを買つたときに、Edit の読書用のノートをもらつた。
今後はこれを使つてみるかな、とちよつと思つてゐる。
あとは万年筆にインキを補充した日、か。
補充したペンで実際に書いてゐるので、紙でなければならない。
もちろん、アプリケーションにペンの名前とインキの名前とを入力してもいいんだけれど、なんとなく、ね。
芝居の感想も紙の手帳だ。
幕間などに書く。
芝居を見てゐる最中にスマートフォンの電源は切つてゐる。
電源を入れるよりもノートを取りだす方が早い。
かうしてみると、もうちよつと休日の記録をとるべきなんだらうな。
のんべんだらりんと過ごしてゐるから無駄なことばかりしてゐるのだらう。
帰宅後もほとんど記録は取つてゐない。
取りづらいといふのもある。
先ほども書いたやうに、「いまからなにをする」といふことが出勤時にくらべて明確ではないからだ。
意識的に「いまからこれをする」「これをやめる」と考へて行動するやうにするか……
実は以前これをやつてあまりにも窮屈でやめてしまつたのだつた。
五月の連休はできるだけ記録を取つてみやうかな。
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