弾丸日誌はじめました
月曜日からBullet Journal をはじめた。
きつかけは Notebookers.jp だつた。
寡聞にして存じ上げず、「Bullet Journal ? なんだらうそれは」といふのでWeb検索をかけた。
おもしろさうだつたので、はじめてみた。
Bullet Journal については本家サイトの動画をご覧いただくのかまづはいいかと思ふ。
英語だけどやつてゐることはわかりやすいからね。
Bullet Journal は気に入つたノートとペンとを使ふ日誌だ。
主な構成はINDEXページ、Futureページ、Monthlyページ、Dailyページだ。あとは必要に応じて好きなページを作つてもいい。
なにをどのページに書いたかをINDEXページ、すなはち目次ページに書いておけばいいからだ。
Bullet Journal のなにがいいと思つたのか。
日々頭に浮かぶあれこれを書きとめておくのにいい方法かな、となんとなく思つた。
これまでは Moleskine のポケットサイズや Smythson の Panama、今だと神戸手帳に思ひつくことを書き連ねてゐた。
それでもう五年以上やつてきてゐる。
自分にあつた書き方使ひ方なのだと思ふ。
問題は、書いたら書きつぱなしになりがちなことだ。
一応、前日に書いたこと、一週間前に書いたこと、おなじノートに残つてゐれば一ヶ月前に書いたことを見返すやうにしてはゐる。
それでもこぼれ落ちていくものは多い。
こぼれ落ちていくのは、その時々に思ひ浮かんだどうでもいいやうなことなのだが、でも忘れたくないこともある。
Bullet Journal だとこぼれ落ちていくものを幾許かでもすくへるのではないか。
そんな気がしてゐる。
はじめるにあたつてはノートが必要だ。
幸ひ、手元に未使用の新書サイズのMDノートがあつた。
お誂へ向きに方眼紙だ。
一ページ三十二行だから、月間ページも作りやすい。
月間ページは縦に日にちを記入していくのだが、カレンダー形式の方が見やすいやうな気もする。
そのうちカレンダー形式を試してみるつもりだ。
月曜日からはじめて三日、それなりに気に入つたので、ノートにカヴァをつけることにした。
「人形劇三国志」の関羽である。
去年の三月から四月にかけて、水戸エクセルで開催されてゐた「三国志 川本喜八郎の世界」展にあはせて水戸エクセルにある川又書店にあつたカヴァだ。
新書サイズのノートだからぴつたりだ。
このままだとカヴァが汚れるのでビニルのカヴァもつけてみた。
ほんたうはMDノート用の透明カヴァがほしかつたのだが、生憎と近所には売られてゐない。
見つけたら買つてしまふかも。
ところで、参考にした Bullet Journal のヴィデオがチト古かつた。
そのため、まづ月間ページを作り、日間ページを書きはじめたところ、使ひづらい点が発生した。
来月以降のことをどこに書いたものやらわからないのである。
本家サイトの動画を見たら、ちやんと未来用のページを用意してゐた。
さうだよなあ。さうなくてはかなはぬかなはぬ。
日間ページの途中に未来用のページをはさんでもいいかな、と思つた。
Bullet Journal はそのあたり柔軟にできてゐて、目次のページにちやんとページ数を入れておけば問題なく使へるやうになつてはゐる。
でもそれだとなんとなくおさまりが悪い気がした。
とりあへず今月は未来用のページなしで行くことにして、来月月間ページを作る前に未来用のページをはさむつもりでゐる。
Bullet Journal をはじめる前に気がかりだつたことがある。
Bullet とは、箇条書きの前につける「・」のやうな記号をさす。
つまり、基本的に Bullet Journal とは箇条書きであれこれ書き記すものだ、といふことだ。
果たして自分にひたすら箇条書きであれこれ書きつけることができるのだらうか。
といふのも、なんでも書く用手帳も最初は箇条書きにしてゐたからだ。
それが次第に長い文を書くやうになり、いまでは一ページ一内容が基本になつてゐる。
一ページ一内容といふのは、一行だけ書いて別の内容は次のページに行くといふ意味ではない。
一ページびつしり一内容について書く。
神戸手帳だと一ページに書ける量が多いので、びつしりとは書けないことも多いけれどもね。
そんな自分が箇条書きで細切れにあれこれ書いていくことなどできるのだらうか。
まあ、いまのところできてゐるね。
とりあへず箇条書きで思ひ浮かんだことを書き連ねておいて、あとで文章用のノートに文を書いてもいい。
まづそんな清書の時間は取れない気がしてゐるけれど、いまはさう思つてゐる。
まだはじめて三日だけれど、次の Bullet Journal はマルマンのクロッキー帳のスケジュール帳がいいんぢやないかと思つてゐる。
いまでも売られてゐるかなあ。
さうさう、神戸手帳も Bullet Journal 向きのサイズだ。
問題は普段持ち歩いているかばんから考へるとちよつと分厚いんだよね。
Bullet Journal をつづけるやうならそのうち神戸手帳で試してみることもあるかもしれない。
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