Feedbackといふ名の報酬
今日も引き続き feedback loop について考へる。
正確にいふとちがふかな。
feedback となる「報酬」「ご褒美」について考へたい。
昨日、とあるblogでblog主の人がご自身が可哀相なので、ジャンクフードなどおいしいけれども健康には悪いものを食べてしまつてゐた、でももうやめた、といふやうな内容のことを書いてゐるのを読んだ、と書いた。
では、疲れたときや自分なりによくやつたなあと思つたときには、どうすれば自分を entertain できるのだらうか。
feedback は早い方がいいと考へたら、結局おいしい(けれども躰には悪い)ものを食べるか、買物をするのが手つ取り早い。
即効性がある。
しかもかんたんだ。
そりやーつひつひジャンクフードを食べたりいらぬものをオンラインでポチつたりしがちなわけだよ。
ところで先日も書いたミニマリストである。
ミニマリストはものを所有することに重きをおかない。
必要最小限のものしか所有しない。
とはいつても自分の好きなものは手元に置くだらうといふ気もするが、それだつてやつがれの目から見たらないもおなじだ。
ミニマリストの人は、どうやつて経済に貢献するのだらうか。
ちよつとweb検索をしてみたところ、やはりさういふ視点でミニマリストを語る人もゐるやうだ。まだ中身までは見てゐない。検索結果をざつと眺めての感想である。
だいたい、出費つてものを買ふときに発生するだけぢやないからね。
旅行だつて芝居だつてスポーツ観戦だつてなにがしかの出費がかかる。
スポーツ選手や芸能人、音楽家や役者に惚れ込んだら大変だぜ。
日本全国津々浦々、場合によつては世界にまで出かけていつて惚れた相手の performance に酔ひしれることになるかもしれない。
ものを買ふよりも、この方が断然経済への貢献は大きい。
やつがれの知る範囲では、ミニマリストの人は旅行のやうなものへの出費については云々してゐないやうに思ふ。
それともしてゐるのかな。
ま、いいか。
ものを所有することだけが経済活動ではない。
feedback もまた、物理的なものを得ることだけで得られるわけでもない。
つまり、だ、これまではつひジャンクフードやムダな買物に向いてしまつてゐた feedback を、芝居見物だの演奏会だのに費やすやうにしたらどうだらうか、といふ話だ。
これは一見いい案だ。
でも、即時性に欠ける。
月曜日にものすごくがつくりくるやうな仕事を請け負つて、その気晴らしに芝居見物をしやうとしたら平日のあひだはムリだつたり。
こんなことはザラにある。
やつがれの場合は、ジャンクフードを食べたり「ポチつとな」をしたりする代はりに、「人形劇三国志」を見てもいいことにしたらどうだらうか、と考へたりしてゐる。
現在は夜寝る前にちびちびと見返してゐる「人形劇三国志」だが、これをやめる。
そして、「今日は疲れたなー」とか「今回はがんばつたぢやあないか、ヲレ」といふときにだけ、見ていいことにする。
どうだらうか。
いいんぢやあるまいか。
問題は、普段見ずに過ごせるのか、といふところだな。
ひとまづははじめてみるか。
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