2016年1月の読書メーター
2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1728ページ
ナイス数:26ナイス
長考力 1000手先を読む技術 (幻冬舎新書)の感想
ほかの題名はつけられなかつたのだらうか。題名ありきで書いたのなら書き手が悪いし、あとから題名をつけたのなら題名をつけた人が悪い。内容自体は悪くないので、ほんと、題名大事。
読了日:1月2日 著者:佐藤康光
[決定版]鎌倉の寺社122を歩く (PHP新書)の感想
鎌倉のガイドブックを買ふつもりでゐたが本屋で見比べてみてもどれがいいのかよくわからずこの本を買つてしまつた。平日に行つたといふ記述が多いのがチト不安ではある。鎌倉を歩いて回るつもりなので、参考になるといいなあと思つてゐる。
読了日:1月7日 著者:槇野修
So You've Been Publicly Shamed (English Edition)の感想
明日は我が身、なんだらうなあ。道路の速度制限の話がおもしろかつた。速度制限の標識の下に通過する自動車の速度が表示されるといふもので、この仕組みを入れてから速度違反が減つた、といふ話。feedback loop ぢやないか、といふんだけど、この仕組みをほかのことにもうまく使へないか知らん。自分も義憤にかられやすい(つまり自分の思ひ通りにならないと怒る)タイプなのが心配だ。
読了日:1月16日 著者:JonRonson
料理と科学のおいしい出会い: 分子調理が食の常識を変える (DOJIN選書)の感想
「理系の料理」といはれて思ひ浮かぶのはかういふ話、かなあ。加工食品を食べるのは勧められない訳はわかるが、大抵の場合は熱は加へないといけないわけで、その時間をどう捻出するか、だなあ。服作りのやうに料理も趣味として楽しむ人の方が必要にかられてする人よりも増えていくのだらうな。もうすでにさうなつてゐるのかな。
読了日:1月19日 著者:石川伸一
Bartleby, the Scrivener A Story of Wall-Streetの感想
これつてさー、主人公は絶対バートルビーのことを忘れられないよね。ひどい話だ。切ない話だ。「モンキービジネス」で読んでゐるはずなんだけど、こんなにをかしい話だつたつけか。ターキーとニッパーズとの対比とか、をかし過ぎる。生姜豆は生姜豆だし。そこにやつとまともさうな人がやつてきたと思つたら、だもんなあ。ひどい話だ。切ない話だ。
読了日:1月21日 著者:HermanMelville
『罪と罰』を読まないの感想
やはり刑事コロンボと思ふのか。実は二度ともマルメラードフに身につまされて挫折した自分が読み切れたのは、「コロンボのモデルが出てるんだよ」と云はれたからだつた。コロンボが好きなわけぢやないし、ほんたうにモデルかどうかは知らないけど。でも結構忘れてるし、「あ、あれは「贋作 罪と罰」だつたつけか」みたやうなところがたくさんある。読みなほした方がいいのかも。それにしても、こんな風に読んだことのない本を「これはどういふ話か」と推理し合へるのつてちよつと羨ましい。「罪と罰」だからできた技か。
読了日:1月21日 著者:岸本佐知子,三浦しをん,吉田篤弘,吉田浩美
真田太平記(一)天魔の夏の感想
こんないいところで終るんだつけか。かなり忘れてゐるなーと思ひつつ何年ぶりかに再読。忘れてゐる分楽しめてゐると思ひたい。
読了日:1月24日 著者:池波正太郎
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