記録ノートを作らうか
先週、タティングレースで大失敗をしてしまつた。
The Twirly をつなぐプロジェクトで、つなぐピコの部分を切つてしまつたのである。
The Twirly とは Jon Yusoff のデザインした六角形のタティングレースのモチーフである。風車に似た形をしてゐる。
これをたくさんつないで最終的にはちよつと壊れた大きな六角形を作るのが「The Twirly をつなぐプロジェクト」である。
新しいモチーフをつなぐところを間違えて切つたところ、すでにつないでゐた部分に間違ひを見つけた。
もう何枚もモチーフをつないだ部分だ。
いまさらほどくわけにもいかない。
といふわけで、切つたわけだ。
切る瞬間、「あ、ここは切つてはいけないところだ」と気がついたときには遅かつた。
隣のモチーフをつなぐピコも切つてしまつたのだつた。
仕方がないので、切れたピコは結んでみた。
そこに作りなほしたモチーフをつないでゐる最中である。
かういふ失敗をすると、やる気が著しく失はれる。
切れたピコのモチーフを切りとらうとすれば、さらに被害は拡大する。そのモチーフのピコにもほかのモチーフがつながつてゐるからだ。
The Twirly をつなぐプロジェクトは、モチーフこそ作り方があるものの、つなぎ方は自分で考へてゐる。考へながらつないでゐるといつてもいい。
一応、Microsoft Excel の図形を使つてつなぎ方を絵にはしてみたものの、常に Excel の見られる環境にゐるとは限らない。
やはりノートに書いておくのだつたなあ。
以前、糸や作つたモチーフを記録しておくノートを作らうかと思つてゐたことがある。
糸端やモチーフをはりつけておくノートだ。
しかし実現してはゐない。
ノートにあれこれはりつけるのはあまり好きではなかつたからだ。
少なくとも当時はね。
それに、のりではりつけると糸の風合ひが失はれてしまふといふのも問題だつた。
いまからでもはじめるかなあ。
ノートにはびつしり書き込みたいといふ気持ちがある。
タティングレースやあみものの作り方・編み方といふのは、びつしり書き込むのに向いてはゐないんだよね。
ああ、でも「パペットエンターテインメント シャーロックホームズ」でワトソンがつけてゐた「ワトソン・メモ」のやうなノートにはあこがれてゐる。
絵が描けたらできるんだがなあ。
幸ひといふか不幸にもといはうか、ノートはたくさんある。
ひとつためしてみるかなあ。
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