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Friday, 22 January 2016

ボールペンも使へるよ

一昨日、スライド手帳を使ふやうになつて「さまざまな種類の筆記用具を使ふやうになつた」と書いた。

これまで使ふ筆記用具といつて、万年筆以外の出番はほとんどなかつた。
丸善日本橋店が本店だつたころ、モンブランのショパンエディションを求めたところ、その書き味にまゐつてしまつたのが発端だつた。
ボールペンで字を書くと、なぜかペンが紙に対してだんだん垂直になつていく。
シャープペンシルは書くときのきしきしいふ音がイヤだ。
さう思つてゐたところに万年筆だつた。
以降、万年筆ばかり使ふやうになつた。万年筆でなければ鉛筆。
そんな感じ。

そんなやつがれが万年筆と鉛筆と以外の筆記用具を使ふやうになつた。
スライド手帳、すごい。
と、書きたいところだが、スライド手帳に出会ふ前に前兆はあつた。

S.T.デュポンのJet8である。

「社会人たるもの、ボールペンの一本も持ち歩かなければならぬ」と云はれたことがある。
役所に提出する書類などは黒字のボールペンで書かねばならぬのださうな。
別段高価なものである必要はないけれど、常にボールペンを持ち歩いてゐるべきだ。
さういふ意見はある。

実際に、ある書類に万年筆で書き込まうとして、「ボールペンでお願ひします」と云はれたこともある。
気にはなつてゐた。

そんなとき、K.ITOYAの店頭に試し書き用のJet8があるのを見かけた。
何の気なしに手にとつて書いてみたらばこはいかに。
といふ話はすでにblogのエントリとして書いてゐる。
かんたんに書くと、ちよつと万年筆に似た書き味にまゐつてしまつたのだつた。

そのJet8も買つてしばらくはうまく使へなかつた、といふ話もすでに書いたとほりだ。
ペンの軸に中指を沿はせるやうにして書いたところ、うまく書けるやうになつた、といふ話も書いた。

以降、万年筆ときどき鉛筆一時Jet8、といふやうな筆記生活がはじまつた。
そこにやつてきたのがスライド手帳だつた。

スライド手帳にはゲルインクのボールペンが向くといふ。
それまでほとんど出番のなかつたPILOT HITEC-C coleto をまた使ふやうになつた。
以前のエントリにも書いたやうに、HITEC-Cの0.5mmだとスライド手帳では裏抜けする。
なのでスライド手帳以外のところに使つてゐる。

昨日のエントリに書いたとほり、カキモリオリジナルのローラーボールペンも使ふやうになつた。
するすると書けるのだがちよつとひつかかりのある書き味が逆に書きやすいペンだ。
スライド手帳に書き込むのはほぼ日手帳のおまけだつた三色ボールペンだ。また、細字の万年筆にプラチナ万年筆のブルーブラックを入れればスライド手帳にも問題なく書けるので、プラチナのポケットサイズの万年筆で書き込むこともある。

これまでは万年筆のインキが切れてゐるとがつくりしてゐた。
とくに出先ではさうだ。
なぜ世の中には万年筆のインキ補充サーヴィスがないのだらう。携帯電話の充電サーヴィスはあつたりするのに。
さう嘆いたこともいくたびが。
複数本持つてゐても、おなじ時期にインキが切れたりするんだよね。あれは不思議だ。

でもいまは違ふ。
もつとインキ量の多いボールペンを使へばいいからだ。

そして、ほかの筆記用具を使ふにつけ、万年筆の書き味のよさをあらためてしみじみ感じてゐる。
ほとんど筆圧のいらないなめらかな書き味。
最高だよね。

そんな状態だと、万年筆以外にもボールペンがほしくなつたりして大変なんぢやないの?
さう思ふ向きもあらう。
いまのところ、Jet8の黒字と青字と使ひ、ほぼ日手帳のおまけの三色ボールペンを使ふことで満足してゐる。あと coleto か。
昨日も書いたとほり、カキモリオリジナルのローラーボールペンはあと二本くらゐほしい気がするけれど、それももつと先かな。
いまは手持ちの筆記用具だけで十分楽しい。
善哉善哉。

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