ぐるぐる編みたい
Domino Knitting に掲載されてゐる Striped Shawl は遅々として進んでゐる。
すなはち、まつたく進んでゐないわけではない。
前回書いたとほり、編みつけながら編み進むのが妙に楽しくて、編みたくて仕方がないんだな。
でも二段ごとに糸を変へて編むときは、表側の最初の目の糸の引き加減に気をつけながら編まないといけないので、なかなか進まない。
いつごろ編み上がるかなあ。
年内はムリだ。
この年末年始は休みが少ないのであまり編めないやうな気がするし。
それはそれでいいのだけれど、ほかに編みたいものがあるんだよね。
ここのところなぜかくつ下が編みたくて仕方がない。
くつ下なんて何足も編んだぢやん、とも思ふし、そんなに編んでどうするんだよ、とも思ふが、なぜか編みたい。
くつ下くらゐの円周の長さのものを0号の四本針とかでちまちまぐるぐる編みたい。
糸はやつぱり中細毛糸かな。
合太くらゐの糸を2号針とかで編むのもいいかも。
並太くらゐの糸を3号針で縄編みを入れながら編むのもいい。
と、妄想はとどまるところを知らないのである。
ところで、突然冷えてきた。
家の中でも指なし手袋をすることがある。
さうかー、指なし手袋もいいなあ。
家ではちよつと長めに編んだものを使つてゐる。糸は Regia Silk。一応絹混の糸だけど洗へるのがいい。
でももうちよつと長いのがほしい気もしてゐる。
どこから冷えるといつて、膝や肘が冷える気がするからだ。
テリー・ギリアムの「Dr.パルナサスの鏡」でDr.パルナサスとその娘とが肘の上まであるやうな長い指なし手袋をしてゐたんだよねえ。あれがなかなかよささうだつた。
肘の上まであるやうなのを編むとしたら、途中で増減目が必要なんだらうなあ。
さう思ふと、なかなか踏み切れない。
肘まで隠れればいいのだつたら、さういふセーターなりヴェストなりを編めばいいぢやん、とかね。
以前、Avril で夏用のアームカバーを絹糸で編んだものを展示してゐた。
肘より上まで覆ふやうなデザインだつた。
これもいいなあと思つたんだよなあ。
とにかく、中細毛糸を0号針くらゐで編んだときにだいたい60目になるやうなものをぐるぐる輪に編みたい。
この週末くらゐからさう思つてゐる。
なぜなのかはわからない。
帽子もいいな、とは思ふんだけれどもね。
帽子だつたら輪針だね。
まちのない平たい袋のやうなものを編んでみたい。かぶると猫耳のやうなのができるタイプの帽子。
いま編んでゐる Striped Shawl であまつた毛糸で編むつもりでゐるんだけれども、それだとこの冬には間に合はないかなあ。
とりあへず、せつせと Striped Shawl を編むことにするか。
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