swatch編んだりくつ下編んだり
土曜日、久しぶりに青山一丁目にある三ツ葉屋に行つてきた。
茶羽織(仮)用の毛糸を見繕ふつもりだつた。
今回、色は秋色を考へてゐて、ちよこつとだけ藍色つぽい色を使ふ予定でゐる。
三ツ葉屋にあつて色が豊富な糸といへば、Filatura di Crosa の Zara だらう。
行くと、Zara は 1玉700円で売られてゐた。
廃番になるのださうである。
廃番どころか、会社自体が毛糸を作るのをやめるのだといふ。
マヂ?
Filatura di Crosa が毛糸を作るのやめる?
聞いてないよ。
で、ちよつとググつて見たが、真偽のほどはわからない。
わからないけれど、Zara が廃番になることは変はらないのだらう。
残念。
そんなわけで、四色ほど見繕つて買つてきて、昨日早速 swatch を編んでみた。
茶羽織は、ドミノ編みにするつもりだ。
時間はかかるけどね。
ドミノ編みは編みながら糸端の始末もできるのがいい。
作り目は29目、針は3号針を使つた。
縦横は7cm、対角線は10cmくらゐかな。
色はこれでいいと思ふので、あとは模様を考へるやうだ。
四角は一色で編むか。
多色遣ひをする場合、しましまにするかポイントにするか。
最初はしましまを考へてゐたのだが、ポイントの方がいいかなあ。
しばらくは模様を考へるやうかな。
ひとつの四角を一色で編みつつ、ときどきしましまとかポイントを入れるやうにするかなあ、などと考へてゐる。
一方くつ下はどうかといふと、最初の片方が履き口のゴム編み部分に入つたところだ。
脚に入つたところで、斜めの模様がよく出るやうになつてきて、ちよつと編むのが楽しくなつてきた。
写真ではやつぱりよくわからないかなあ。
すべり目を使つてゐるので、裏に糸がわたつてちよつと編み地がふかふかするのがいい。
毛糸は Regia の Design Line で、編み地自体の手触りもいい。
ここのところ突然冷えてくることもあつて、この時期手編みの毛糸のくつ下はちよつと手放せないねえ。
ヨガソックスなんかも編んでおいてよかつた、としみじみ思つてゐる。
しばらくはくつ下を編みつつ茶羽織の模様を考へるやうだな。
あ、あと三ツ葉屋に追加の糸を買ひに行かなければ。
毛糸がまだあるうちに、な。
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