年賀はがきとタティングレース
この木曜日に来年の年賀はがきが発売される。
ここ何回か年賀はがきにはタティングレースのモチーフを貼り付けてゐる。
来年はどうするかのう。
年賀はがきにタティングレースのモチーフを貼り付ける理由は三つある。
- 年賀はがきを印刷するのに反対だから
- 普段作らないやうなモチーフを作る機会になるから
- 絵心がないから
「年賀はがきを印刷するのに反対だから」についていふと、年賀はがきを手で作らないんだつたら送るなよ、といふのがやつがれの意見だ。
プリンタでほいほい印刷するから送らなくてもいいやうな相手にまで送ることになる。
結果、配達に疲れたアルバイトが年賀状をそこらへんに捨ててしまふといふわけだ。
ムダ。
ほんたうにムダ。
手で書ける範囲で書いて出せば済むものを、と、いつも思ふ。
学校の教師だとか政治家だとか、さうも云つてゐられない職業の人間もゐるのだらうけれどもね。
なかには「字が汚いから」といふ人もゐるかもしれない。
なあに、そんな人は「そんなことありませんよ」といふ回答を求めてゐるに過ぎない。
それに、「徒然草」にもあるとほりだ。「手のわろき人のはばからず文書き散らすはよし」と。
プリンタに印刷させるのは、「見苦しとて人に書かするはうるさし」だ。
いいこと云ふなあ、兼好法師は。
「普段作らないやうなモチーフを作る機会になるから」は、もうほんたうにそのとほりである。
いまはとくに「The Twirly を作るプロジェクト」にかかりきりで、The Twirly 以外のモチーフを作ることがほぼない。
糸も、Lisbeth #40 の蔓日々草色(Periwinkle)しか使つてゐない。
たまにはほかのものも作りたいと思ふ。
でもプロジェクト進行中だからなあ。
プロジェクト以外のものを作ることをさまたげてゐる心の障壁を解除してくれるのが年賀状作りといふわけだ。
「絵心がないから」は、あつたら年賀はがきには絵を描いてゐるだらうと思ふからだ。
だつたらお絵かきソフトウェアで絵を描いてプリンタで印刷するのも可なり、と思つてゐる。
絵は自分で描いてゐるんだから、そこはよし、だ。
宛名さへ自分で書けばいい。
去年一昨年くらゐは、年賀状に向けてちまちまとモチーフを作りためてゐたりもしたけれど、今年はまだ一枚も作つてゐない。
これといつて作りたいと思ふやうな新たなモチーフもない。
糸だけはさまざまな色の糸がたくさんあるので使ひたい気もするが、作りたいモチーフがないのが痛い。
来年用には別の手を考へることにするか。
それともいまからせつせとモチーフを作るか。
ちやうど「The Twirly を作るプロジェクト」もきりのいいところにきてゐる。
まづはシャトルに巻いてある糸を消費するやうなモチーフでも作つてみるか。
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