暑さとの戦ひ
颱風の去つた後、暑い。
いや、来てゐたときから暑い。
蒸して窓など開けても家の空気の入れ換へにはならず、そのまま暑くなつたものだからとにかく暑い。
そんな中、ヨガソックスは足部分に入つてゐる。
今週中には編み終はるだらうか。
そんな感じだ。
編み終はるかどうかは、二目ゴム編みどめをする気力があるかどうかにかかつてゐる。
これはいつもとおなじことだ。
片方編み終はるときに久しぶりに二目ゴム編みどめをやつてみた。
一目ゴム編みのときはあまり考へずとも手が動いた。
二目ゴム編みどめはちよつと考へながらでないとできなかつた。
群ようこの「毛糸に恋した」に掲載されてゐた座談会で、三目ゴム編みどめの方法を編み出した、でも忘れた、なんぞといふ話があつたな。
どうやるんだらう、三目ゴム編みどめ。
二目ゴム編みどめだつてややこしいのに。
そんなわけで、この暑さに負けず、やる気にあふれてゐればできあがるのかな、といつたところだ。
ヨガソックスができあがつたらどうしやう。
去年編みかけのままはふつてあるストールを仕上げるか。
先に手を着けてそのままになつてゐるかぎ針編みのプルオーバーをなんとかするか。
それとも全然別のものを編むか。
悩んでゐる。
去年編みかけのストールは、風工房の本に出てゐたもので、マスタード色が気に入つて編みはじめた。本では赤である。
裏を編むときも増減のあるレース模様で、あまり進んでゐなかつた。
模様はいいし、差し色としていいと思ふんだけどなあ。
と、かう書いてゐても暑いので、ストールなんかいらない、といふ気持ちになつてしまふ。
プルオーバーはなほさらだ。
だつたら暑くても躰にはあたらないから編めるくつ下なり手袋なりを編んだ方がいいだらうか。
そこまでして編むか。
暑さとの戦ひだな。
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