ヨガソックス完成
林ことみの「北欧ワンダーニット」に出てゐるエストニアン・スパイラルのくつ下を、Regia Design Line Arne & Carlos で編んだものだ。
編み方は以下の通り。
針は2.5mmの五本針を使つた。
作り目の数は本の通りにした。
作り目は Twisted German Cast-on を使用し、一段目は裏メリヤス編みにした。
脚部分は本では28段だが、50段編んだ。
踵部分の伏せどめは裏メリヤス編みを編む要領でとめた。
踵部分の作り目はバックループの作り目にした。
甲部分は本の通り編んで、伏せどめは一目ゴム編みの伏せどめにした。
Twisted German Cast-on は、普通の指でかける作り目といはれてゐる Long Tail Cast-on より伸縮性があるやうな気がして選んだ。
作り目の次の段を裏メリヤス編みにしたのは、編み地をすこしでも平らにしたかつたからだ。
即模様編みをすると編み地が裏返つてしまふ気がしたんだよね。
脚部分を長めにしたのは、毛糸をギリギリまで使ひたかつたから。
裏メリヤス編みを編む要領でとめたのは、その方が普通に伏せどめするよりも伸縮性があると思つたから。
甲部分が28段なのは、そろそろ毛糸の残りが心配になってきたから。
こんなところかな。
模様はできるだけ合はせてみたつもりだけれども、踵に入るところでずれたね。
ここはもうちよつと気を遣つて多少段数が増減しても模様が合ふやうにするべきだつたな。
エストニアン・スパイラルはバイアスになるので脚部分はもつと細くなるものと思つてゐた。
思つてゐたほど細くならなかつたね。
かけ目があるからかなあ。
履いてみてもきつい感じはしないので、これはこれでよし、かな。
Jaywalker だともつと細くなるよね。
編みはじめるときには、寒くなつてきたときに足首をあたためるのに使へたらと思つてゐた。
実は案外いまの時期にも役立つ。
蒸して暑いけれど、気温自体はそんなに高くないので足先が冷えることがある。
そんなときはヨガソックスの出番だ。
つま先部分がないから最初は物足りない気がするけれど、履いてゐるうちにほのかにあたたかくなつてくる。
いいぢやあないか。
といふわけで、次も編みはじめてしまつた。
これも Regia Design Line Arne & Carlos で編んでゐる。
こつちの色合ひの方が好きだなー。
こちらは脚部分をもう少し短くして、甲部分は二目ゴム編みにするつもりでゐる。
模様合はせはどうしやうかなあ。
前回もしないつもりでゐたけれど、今回は思ひきつて合はせないで編んでみるかなあ。
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