次の手帳の予定
現在雑記用に使つてゐる Moleskine Pocket Size の残りはあと22ページとなつた。
いま、本格的に次の手帳のことを考へてゐる。
「手帳」と書いたが、次は満寿屋の MONOKAKI B6サイズにするつもりでゐる。
三年前に買つて、十ページほど使つて放置してあるものを使ふつもりだ。
前回の雑記ノートはトラベラーズノートだつた。
大きいし、トラベラーズノートの入らないカバンを使ふこともあるのでどうかとも思つたが、考へてゐたより使ひ勝手はよかつた。
トラベラーズノートで使ひづらいなあ、と思つたのは、まづゴムでとめてあることだ。
いざ取り出して書かうとすると、このゴムがなかなかうまくはづせないのである。
いつそのことゴムを使はないことにしやうかとも思ふたが、使ひはじめたばかりのトラベラーズノート ブルーエディションは、ゴムでとめてゐないと妙にふくらむ。
仕方なくゴムでとめて使つてゐた。
もうひとつ、トラベラーズノートで使ひづらいなあと思つたのは、やはり大きすぎるといふことだ。
たとへば、観劇の際幕間にちよろつとなにか書きたいといふときに、トラベラーズノートは大きすぎる。
やはらかいので下にかたいものをおく必要もある。
ではトラベラーズノートのいいところはなにか。
まづ、ペンを選ばないところだ。
トラベラーズノートを使つてゐたときは、使ふペンで迷ふことがなかつた。
手持ちのペンで書いてもにぢんだり裏抜けしたりしないからだ。
しかも書きやすいしね。
もうひとついいところは、A4サイズの紙を折り畳んではさめることだ。
Moleskine のポケットサイズにだつて折り畳めばはさめるぢやあないか、といふ向きもあるかもしれない。
それはそのとほりだ。
でもそれだとかさばるし、見づらくなる。
トラベラーズノートだとA4用紙の短い辺とノートの長い辺とを貼り合はせて用紙の方を蛇腹式に折れば、あとから見やすい。
折るのにはキングジムのオレッタが役だつたりもする。
もともと雑記用のノートになにかを貼りつけることはしなかつたやつがれだが、トラベラーズノート以降、貼りつけられるものは貼りつけるやうになつた。
いま使つてゐるMoleskine Pocket Size には芝居や展覧会の半券を貼りつけてゐる。
今後見返すのがちよつと楽しみだ。
では MONOKAKI B6サイズはどうなるだらうか。
まづ、大きすぎるといふことはあると思ふ。
でも普段持ち歩くカバンには問題なく入るので、そこはいい。
やはらかいのでなにか下敷きがほしいところだが、ノートカバーをつけてゐるのでなんとかなるだらう。
さうなると残る問題は、さつと取り出してささつと書けるかどうか、といふ点である。
書けないね。
多分書けない。
だいたい、もつたいない気がするもの。
そんな用途に MONOKAKI を使ふなんて。
そこで、並行して Rhodia の投入を考へてゐる。
ちよつとしたメモはRhodiaに書いて、まとまつた内容はMONOKAKIに書く。
どうだらうか。
もつといふと、普段はRhodiaにメモをして、あとで見返して必要なことをMONOKAKIに書く。
これをやつてみたい。
日中はメモを書いてそれをあとでまとめる。
これをやりたいと、確かここにも何度か書いてゐる。
問題は、現在まとめる時間が取れてゐないことと、メモとか云ひながらメモを超えたまとまつた文を書きがちなことだ。
まとめる時間はなんとか捻出するとして、長い文を書きたくなつてしまふ点をどうするか。
悩むところだ。
Rhodia は No.11 を使ふつもりなので、そんなに長い文は書けない。
だから自然とこの悩みは解消されるといいなあ、と思つてゐる。
甘いかな。
といふわけで、いまの Moleskine を使ひ終はつたら、MONOKAKI B6サイズと Rhodia No.11 との二頭立てでいくつもりだ。
Rhodia はね、なぜか在庫が何冊かあるんだよね。
使ふつもりで買つて、そのままになつてゐるのが。
机の脇においてちよこちよこ使つてはゐるけれど、あまり減つてゐないのだ。
Rhodia は自分向きではないのかもしれないな。
そんなことも思つたりもするけれど、ものは試しだ。
Rhodia の紫の罫線には茶色いインキが似合つたりするんだけど、ペンはなににしやうか知らん。
そんなことを考へるのも楽しいんだよねえ。
« 計画は最初に確認 | Main | 2015年6月の読書メーター »
Comments