2015年6月の読書メーター
2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2273ページ
ナイス数:14ナイス
サイエンス・ブック・トラベル: 世界を見晴らす100冊の感想
科学なのにすすめてる本が「易経」とかあつてイカす。科学のはずなのに、いま自分が興味ある分野の本もすすめられてゐたりもする。ひとまづ図鑑からはじめてみやうかな。
読了日:6月1日 著者:
文化を実験する: 社会行動の文化・制度的基盤 (フロンティア実験社会科学)の感想
題名に惹かれて読む。実験して得た結果の原因を「ああではないか」「かうではないか」と想像はするけれど、それを実証することはできないんだなあ。人文科学の「科学」とは何なのだらうか。そんなことを考へながら読んだ。
読了日:6月3日 著者:山岸俊男
易経〈上〉 (岩波文庫)の感想
「サイエンス・ブック・トラベル」で紹介されてゐたので読んでみたらおもしろいぢやあないか。なに云つてゐるのかわからないけど。1か0かですべてを説明してゐるけれど、世の中単純に吉か凶かぢやないつてことかな。
読了日:6月9日 著者:
易経〈下〉 (岩波文庫 青 201-2)の感想
いい時も悪い時も逆の方向に進みつつある。いづれにしてもただ待つてゐるだけではダメで、なにかしら貞しい行ひが必要である。といふ話なのかな。貞しい行ひがなんなのか、といふのがむづかしいところだ。あるいは世の中中庸が肝要、といふ話なのかもしれない。
読了日:6月12日 著者:
芸人と俳人の感想
又吉直樹は割と「死」といふ言葉を使ふ。山本夏彦が自著に「半分死んだ人」といふ題名をつけやうとしたところ、編集者に「関西では受け入れられませんよ」と云はれたのださうだ。時代は変はつたのか。それとも個人的な資質か。教へる側と教はる側とが見事に響き合ふ稀有な例かと思ふ。
読了日:6月14日 著者:又吉直樹,堀本裕樹
科学・技術と現代社会 上の感想
読みやすい。云ひたいことが明快なためだらう。でもこれだけ云はれても受け付けない人はまつたく受け付けないんだらうな。「高血圧と塩分の関係」とか今でも研究中なことをはつきり書いちやつたりするのはどーかと思つたりもした。一般向けだからいいの?
読了日:6月19日 著者:池内了
Service Design: From Insight to Implementationの感想
やつてみないとわからないなー。客のことだけでなく、自分たちのこともちやんと考へるといふのはいいと思つた。客のためだけ考へて働いてゐるとときにツラいばかりだものね。
読了日:6月24日 著者:AndyPolaine,LavransLøvlie,BenReason
易の話 (講談社学術文庫)の感想
岩波文庫の「易経」を読んだあとだつたのでよりわかりやすかつたかも。「易経つて占ひの書ぢやないよなー」といふ感想が確信に変はつた。
読了日:6月29日 著者:金谷治
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