九里をもつて半ばとす
ヨガソックスは、あと数段編んだら伏せ止めといふところまできてゐる。
ヨガソックスを Regia Design Line の Arne & Carlos で編んでゐる。
編みはじめたのが六月十三日とあるから、もう二週間が経過してゐる。
うーん、これは遅い。
ヨガソックスなら休みの日一日で仕上がるはずなのに。
やはり編み気が減退してゐるんだな。
Regia Design Line の アルネ&カルロスの毛糸は、あともう一色一巻だけ買つてあるので、こちらでもヨガソックスを編むつもりなんだがな。
今回が甲の部分が一目ゴム編みなので、次のは二目ゴム編みにしてみやうかな、などと考へてもゐる。
編むのがイヤになつたわけではないと思ふんだがなあ。
よく、なにごとも着手するまでが大変、といふ話がある。
はじめてしまつたら事は半ば済んだもおなじ、といふ人もゐる。
それはそのとほりかもしれない。
しかし、終はらせるのも着手するのとおなじくらゐ、いや、場合によつてはもつと大変だと思ふ。
あみもので考へてみればわかる。
普通に編むことや作り目はちやんとできるのだ。
編みはじめはするからである。
伏せ止めとかとじやはぎといつた技法は、指南書などを見ながらでないとできなかつたりする。
できたとしても、作り目や普通の編みよりも下手だつたりする。
編みはじめはしても、仕上げまでたどりつかないことが多い場合はさうなる。
ずつとゴム編みの伏せ止めやメリヤスはぎが苦手で好きになれなかつたけれど、一時気が狂つたやうにくつ下を編んでゐた時期に両方とも慣れた。
つま先から編みはじめればゴム編みの伏せ止め、履き口から編みはじめればメリヤスはぎがたいていもれなくついてきたからだ。
くつ下は編むのにそれほど時間がかからない。
したがつて、伏せ止めやはぎもさう時間をおかずに何度もやることになる。
それでも、終はらせるのつて、気力が必要なんだよね。
気力が充実してゐないと、終はらせられない。
そして、いま、気力が充実してゐないんだな。
とくに帰宅後。
ところで、くつ下編みは上にも書いたやうにそれほど時間がかからない。
すくなくともセーターとかマフラーとかよりは早くできる。
さういふわけで、編みはじめから編みおはりまで、比較的短期間で体験することができる。
いいぞー、くつ下編み。
といふわけで、いま編んでゐるヨガソックスも今日明日中には終はらせて、次のヨガソックスに着手したいと思つてゐる。
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