やるべきことか
The Twirly をつなぐプロジェクトは、あひかはらずの進捗具合である。
The Twirly は Jon Yusoff のデザインしたタティングレースのモチーフである。六角形で風車のやうな形をしてゐる。
これをたくさんつないでちよつと壊れた巨大な六角形にするのが「The Twirly をつなぐプロジェクト」だ。
あひかはらずといふのは、進んではゐるが、ぱつと見た感じ全然進んだやうに見えないといふことだ。
ある程度のサイズになると、さうなつてくるよね。
とくに小さいモチーフをちまちまつなぐやうなものはさうなる。
3段目に入つて3枚目をつないでゐるところなのだが、全然大きくなつた気がしない。
全体だと52枚目か。
さう考へると、よくぞここまできたものだ、と思ふが、まだまだ先は長い。
つなぎつづけてゐて、「もうやめやう」といふ気にはならない、といふ話は以前も書いてゐる。
いまやめたらどうにもならない形をしてゐるから、やめるとしても3段目ができてからだ。
いや、3段目でつないだ3枚を切つてしまへばいいのか。
さうすると2段でちやうどいいかもしれない。あと7枚つないだ方が形はよくなるからそれくらゐはつけ足すことにしても、それなら先が見えてゐる。
全然先の見えない状況で(見やうと思へば見られるが、あと何枚必要かを現時点では把握してゐない)、それでもつづけてゐるのは、これまた以前もちらつと書いたやうに「ほかにすることがないから」だ。
ほかにタティングレースでやることを考へるのが面倒くさいから、ともいへる。
The Twirly をつなぐプロジェクトさへやつてゐれば、手持ち無沙汰になることはない。
昨日もあみものについておなじことを考へたけれど、これでやつがれはほんたうにタティングレースが好きといへるのだらうか。
好きぢやなければやらないし、こんなに時間のかかるものを作らうとも思はないもの。
それでもときに「自分はほんたうにタティングレースが(あるいはあみものが)好きなのだらうか」と疑問に思ふことがある。
もつといふと、「いまやるべきことはこれなのか」かな。
それを考へ出すと「それは違ふ」とかいふことになつて、いままで無駄に買ひためた糸やビーズが無駄になるので、あまり深くは考へないことにしてはゐる。
でも、真面目な話、やつがれのいまやるべきことはほんたうにタティングレース(またはあみもの)なのだらうか。
すなほに「そのとほり」とは答へられない自分がここにゐる。
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