糸始末に悩む
The Twirly をつなぐプロジェクトはもう少しで二段目が完成する。
説明しやう。
The Twirly とは Jon Yusoff のデザインしたタティングレースのモチーフである。風車に似た六角形のモチーフだ。
これをたくさんつないで最終的にはちよつと壊れた大きな六角形にするのが The Twirly をつなぐプロジェクトである。
昨日、モチーフを作つてゐるあひだにタティングシャトルに巻いた糸が足りなくなつてしまつた。
糸を切り、シャトルに糸を足して糸始末をしながらモチーフの作成に戻らうとした。
そこで問題が起こつた。
糸を足しづらいのである。
正確には、糸始末をしづらい。
どうやらチェインを作りながら糸始末をしてゐるのが原因らしい。
通常、糸始末をしながらタティングをする場合、リングを作りながらのことが多いことに気がついた。
あ、あくまでやつがれ個人の話ね。
単に慣れてゐないからやりづらかつただけなのか。
それともチェインの方がリングよりやりづらい理由があるのか。
リングの場合、芯糸に巻き付く糸を指で固定してゐるのがやりやすい理由かもしれないな。
チェインの場合は、別シャトルなり糸玉なりに糸がつながつてゐて、指に巻きつけただけの状態になつてゐる。
リングのときよりも不安定でやりづらいといふことは考へられる。
チェインでも糸始末に慣れるやう、今後はしばらくチェインを作りながら糸始末をすることにするか。
はたまた、やりづらいんだから糸始末はできるだけリングを作るときにするか。
リングを作るときに糸始末、かな。
今回もほんたうはリングを作る時に糸始末をするつもりだつた。
目算をあやまつたんだな。
このプロジェクトをはじめてもうずいぶんたつが、一向にできあがるやうすがない。
糸はまだあるし、つづけるつもりでゐるけれど、ここまでくるとサンクコスト化してゐるんぢやあるまいか、と不安になる。
まあタティングレースでほかにものすごーく作りたいものがあるわけでもないし(時折くるほしくビーズを入れたものを作りたくなることはあるけれど)、いけるところまでいくかな。
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