2015年4月の読書メーター
2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2411ページ
ナイス数:11ナイス「穴」を探るの感想
「二十世紀末は考えることを遊ばなければ、生きのびられない(P85)」。どうやら私は死んでいるのらしい。
読了日:4月3日 著者:草森紳一His Last Bowの感想
これで最後? ご冗談でせう、といつたところだが、いろいろきれいにおさまつてはゐるのかな。もちろん「事件簿」があるわけだけど。
読了日:4月6日 著者:SirArthurConanDoyle女の魅力百景 (1) (ワニ文庫)の感想
色気系の話とか下ネタとかあんまし興味ないんだよねー、と思ひつつ読んでしまつたのは、「なんなの、その観察眼は!」といふ点に恐れ入つたから、かも。しかし、色気とかつて、めんどくさいね。
読了日:4月8日 著者:草森紳一読み忘れ三国志 (小学館文庫)の感想
「三国志演義」を主軸に時々正史からの話なんかも入れ乍ら、物語の登場人物の言動をまるで現実の人物のそれのやうに分析したやうな内容。時折いい加減な記述も見られるが、大らかでよい。
読了日:4月13日 著者:荒俣宏ロジックの世界 論理学の哲人たちがあなたの思考を変える (ブルーバックス)の感想
まんが仕立てにしたからといつて、わかりやすくなるとは限らない。
読了日:4月15日 著者:ダン・クライアン,シャロン・シュアティル,ビル・メイブリン唐詩選〈中〉 (岩波文庫)の感想
しばらく寝かせてあつたのを手に取つて、寝かせてあつた理由を思ひ出す。まちつともつと昔の中国の古典を読んでからにしやうと思つてゐたのだつた。ま、いいか。
読了日:4月19日 著者:前野直彬チェコ手紙&チェコ日記――人形アニメーションへの旅/魂を求めての感想
携帯電話も電子メールもなく、自由に海外に出られなかつた時代ゆゑの濃さかと思ふ。いまだつたらスマートフォンで写真を撮つて終りになりさう。日本にゐる仲間をほんとに「仲間」と思つてゐたんだらうな、とも思ふ。人なつこい人だつたんだらうな、とも。
読了日:4月21日 著者:川本喜八郎中国雑話 中国的思想 (文春新書)の感想
中国拳法や武術者の話がおもしろい。ここからいくらでも話を膨らませて物語ができさうな気がするが、すでに映画とかになつてゐたりするのか知らん。資料が残されてをらず、また消失してしまつたといふのはとてつもなく惜しいことだが、ゆゑに想像(あるいは妄想)のひろがる余地もあるのではなからうか。
読了日:4月22日 著者:酒見賢一The Case-Book of Sherlock Holmes (English Edition)の感想
前書きがすべてな気もする。もつと他のことが書きたかつんだよね。それでもなほここに集められた話にはおもしろいものもあるんだなあ。
読了日:4月30日 著者:SirArthurConanDoyle
読書メーター
« 川本喜八郎人形ギャラリー 平家都落ち | Main | 川本喜八郎人形ギャラリー 赤壁大戦 その一 »
Comments