マクラメ用のおもちやを試してみる
DMC My Friendship Bracelet Maker Traveler を買つてしまつた。
マクラメは、しばらく前からやりたいなー、と思つてはゐた。
マクラメといつて、作るものは細くて短いものばかりだ。
具体的にいふと、ミサンガみたやうなものだ。
以前、DMC からミサンガを作る器具が出てゐると聞いてはゐた。
実物を見たことはなかつた。
先日思ひ出して、たまたま検索をかけてみたら、Amazon でも売られてゐたので買つた次第である。
Amazon で買つた理由は、郵送代がかからないからだ。
やつてきたマイフレンドシップ ブレスレットメーカートラベラー(以下、「ブレスレットメーカー」)は思つてゐたより大きかつた。
「トラベラー」といふくらゐだから持ち歩きしやすいのではないかと思つてゐたんだよね。
マクラメをする場合はコルクボードを使ふことが多い。
コルクボードは、膝の上に置いて机にたてかけて使ふことができる。
ゆゑに机の上はあいてゐなくてもいい。
ブレスレットメーカーは、膝において机にたてかけるには小さい。でも机の上に置くにはちよつと大きい。
そんな感じである。
「トラベラー」といふ名前は、脇にあるこの引き出しゆゑなのかもしれない。
引き出しには、刺繍糸 Prism が10色2かせづつ入つてゐる。
1かせは2本の糸でできてゐて、この糸がちやうどミサンガ一本分の長さくらゐなんぢやないかと思ふ。
断言できない理由は、ミサンガを作りあげることができなかつたからだ。
Prism はすべりのあまりよろしくない糸だ。
それで結んでゐてイライラがつのり、途中でやめてしまつた。
みんな、この糸でちやんとミサンガを作つてゐるのかなあ……。えらいなあ。やつがれにはとても無理。
イライラしてゐたせゐか、手がきつくなりすぎて、できたものは反り返つて平らではない。
ブレスレットメーカーのよいところは、作つてゐる最中糸がゆるまないところだ。
ブレスレットメーカーの下部は10本の糸をはさめるやうになつてゐる。これが案外いい感じである。
ただ、あまり糸を引つ張り過ぎると、できる紐が反り返つてしまふのだね。
ここは加減が必要なところだ。
といふわけで、手持ちの刺繍糸を探したが、なぜか全然出てこない。
出てきたのは DMC Cotton Pearl の #12 で、これではちよつと細すぎる。
あとはレース糸とか絹穴糸ばかりだ。
レース糸や絹穴糸でマクラメもいいけどね。
そこで、以前 Micro Macrame をやらうと思つて買つてあつたナイロンの糸があることを思ひ出した。
買つたまましまひこんでゐた糸が何巻かある。
取り出してきて結んでみたら、結構いい感じだ。結びやすい。
いい感じではあつたのだが、この糸2本を丸大ビーズに通さうとすると無理があるので、これもとりやめる予定である。
たまたま一番最初に選んだビーズは穴が大きかつたやうだ。
ほかのビーズには糸を通せないので、なにか別のものを作るつもりである。
Micro Macrame といふのは、レース糸でいふと20番とか40番くらゐの細い化繊の糸を使つて、ビーズをあしらつたマクラメをさすやうだ。
手元の本を見るとそんな感じである。
マクラメとビーズとは相性がよい。
せつかくナイロンの糸もあるし、ビーズは一生かかつても使ひ切れないほどあるし、ここはひとつブレスレットメーカーを使つて Micro Macrame をやつてみるかな。
といふわけで、以下つづく、かもしれない。
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