つなぎ続ける
The Twirly をつなげるプロジェクトは、35枚めのモチーフをつなぐところまできた。
六角形を7つつないでできる大きなモチーフでいふと5枚めだ。
このまま目指すところまでたどりつく日もくるだらうか。
くるといいなあ。
いつもの説明をしておく。
The Twirly は、Jon Yusoff のデザインしたモチーフである。
このモチーフをひたすらつないで最終的には壊れた巨大な六角形にしやうと思つてゐる。
ここに来て、いい加減「六角形を7つつないでできる大きなモチーフ」にこだはるのはやめやうかな、と思つてゐる。
なぜ「六角形を7つつないでできる大きなモチーフ」などと毎回ことはるのか。
それは、もともとは大きい六角形のモチーフをつなぎたかつたからだ。
できれば直径は15cmくらゐはほしい。
あちこち六角形のモチーフをさがして、「これ!」といふものにめぐりあへなかつた。
こぶりのドイリーでもよかつたんだけどなあ。
「いいなあ」と思ふものは例外なく八角形だつた。
だつたら六角形のモチーフをつないで大きいモチーフにすればいいのではあるまいか。
ちやうどそのとき、The Twirly を知つたばかりで、しかも気に入つて何枚も作つてゐたときだつた。
このモチーフだつたら飽きずにつなげ続けることができるかも。
さうしてここまでやつてきた。
しかし、やはり大きいモチーフ1枚の方が小さいモチーフを7枚つなぐよりいいんぢやあるまいか、とも思つてゐる。
糸始末の回数が違ふもの。
大きいモチーフ1枚を1段で作れるのなら、糸の始末は作り始めと作り終はりの最低2回ですむ。
小さいモチーフ7枚だと7倍になる。
大きいモチーフの場合は途中で糸を継いだりすることもあらうから、糸始末は必ずしも最低回数ですむとは限らない。
でも、小さいモチーフだつてひとつ作るうちに途中で糸を継ぐことはあるからね。
できるだけしないやうにはしてゐるけれども。
そんなわけで、現在35枚つないであちこち端糸だらけである。
整形するまでは端糸は切るまいと思つてゐるからだ。
整形してひつぱつたときにせつかく始末した端糸が抜けてしまつたら、もうどうにもならないからね。長ければ針に通して始末のしやうもある。
でもこの端糸どもがイライラの原因にもなつてゐる。
モチーフをつないでゐて、ときにこの端糸が邪魔になるのだ。
時折、「もういいから端糸は全部切つて捨てやうか」と思ふこともある。
が、いまのところなんとか耐へてゐる。
かういふものを作つてゐると、時々白や生成りでなにか作つてみたいなあと思つたりする。
レースといへば白でせう。
年末のモチーフ増産大作戦のときも、いろんな色の糸を使つた。
でも白や生成りは使はなかつた。はがきに貼りつけたとき、白だとなんとなくさみしい感じがする気がしたからだ。
白でなにを作るのか。
それが決まらないので、いつも「なにか作りたい」で終はつてしまふ。
これでいいのか。
ま、いいか。
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