早寝早起き開始から二週間
毎朝六時半に起きる生活をはじめて二週間たつた。
どんな調子かといふことを記録として残しておく。
まづ、11日の日曜日にはすでに目覚まし時計のアラームを鳴らさなくても自然と六時半くらゐに目が覚めるやうになつてゐた。
これは案外つづいてゐて、昨日なども自然と目が覚めた。
躰がさういふサイクルにはまつてきたのだらう。
寝る時間はといふと、意識的に早く寝てはゐるものの、なかなか早くは眠れない。
以前も書いたが、冬休み中は朝まで一度も目覚めることがなかつたのに、出勤するやうになつてからは、夜中に二度、最近では一度、必ず目が覚めるやうになつた。
出勤するつて、躰に悪いのかもしれないなあ。
とはいへ、夜中に目が覚めること自体は自然なことなのらしい。
その時間起きることを考慮に入れて早めに寝るやうにしてゐる。
……と書きたいところだが、これがなかなかうまくいかないんだよなあ。
早く起きてゐるので、その分早めに眠たくはなる。
けれども、眠たくなるのは食後一時間とか、入浴前とか、「いま寝るわけにはいかない」といふ時間帯だつたりするのだ。
我慢して食後三時間、入浴後一時間たつまで待つと、眠気がどこかに消へてしまふ。
また、眠さを我慢してゐると、入浴や、下手すると布団を敷くことすら面倒で、ひたすらぐすぐずしてしまひ、結果、寝る時間が遅くなつてしまふといふこともある。眠くてぐずぐずしてしまふことに関してはいまのところ意識的に回避してはゐるけれどもね。
先月計算したところ、帰宅後就寝までにかかる時間は、だいたい五時間前後だつた。
さうすると、睡眠時間はよくて五時間台、下手すると四時間台に突入してしまふ。
そこを今月に入つてからは帰宅から就寝までの時間を四時間くらゐになるやうにしてゐる。
さうするとどういふことになるか。
まづ、忘れものが増えた。
ここのところ忘れてゐなかつた社員証を忘れたのはいたかつたなあ。
雨が降るといふのでかばんの中身を入れ替へたんだよね。
このときうつかり社員証を忘れてしまつた。
また、歌舞伎会からチケットがきてゐないのを連絡しやう連絡しやうと思ひながら忘れて芝居当日になつてしまつた。
ほかにも、寝る前に不要なプラグを抜き忘れるとか、味噌など「買はなきや」と思つてゐたものを忘れるとか、毎年きまつて誕生日に贈り物を贈つてゐた相手に贈り忘れたとか、細かい忘れものがいろいろある。
なぜだらう。
睡眠時間は以前より増えてゐるのである。
なのになぜ忘れものが増えるのか。
やはり、時間が足りないからかなあ。
時間が足りないので、確認を怠つてゐるのかもしれない。
社員証でいふと、こんな感じだ。
職場に行くときに持つてゆくかばんはほぼ決まつてゐる。
社員証を入れる場所も各かばんで決まつてゐる。
どのかばんも、社員証を入れる場所は、入れてゐるときはファスナーを閉じ、入れてゐないときはファスナーを開けるやうにしてゐる。
一目で入つてゐるか否かがわかるからだ。
社員証を忘れた日、職場についたらファスナーが開きつぱなしになつてゐた。
社員証を入れなかつた証拠である。
そんなことは前日の夜にかばんの中身を入れ替へた時点で確認すればわかる話である。
それを怠つた。
寝る時間が惜しいからである。
うーぬー。
これがつづくやうだつたら、早起きはともかく早寝はやめた方がいいのかもしれない。
とりあへず、忘れものを減らす施策として、出勤用のかばんのいづれにも入れられさうなバッグ・イン・バッグの使用をはじめることにしてみた。
今までもル・ボナーのピッコロをさういふ用途に使つてゐたけれど、やはりちよつと重たいんだよね。あと出先でそれだけ持つて歩き回るにはチト容量が足りない。
でもなー、社員証はそこには入れないからなあ。
うーん。
結局、なにをしても確認作業といふのは必要だ。
帰宅後家で過ごす時間を一時間短縮しても、確認する時間をどこかに入れないといけないといふことだ。
そこらへんの時間割がうまくできてゐないんだなあ。
そんなわけで、いまのところは早寝早起きの弊害の方が目についてゐる。
この先つづけるとして、なにかいいことが起きるかなあ。
起きるといいのだが。
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