Epiphany だけど
タティングレースについては、新年を迎へられてゐない。
あみものは、新年早々ゴッツい指なし手袋を編んだし、昨日はおなじ糸でゴッツいネックウォーマといふにはちよつと巨大なものを編み始めて、気分はすつかり新年である。
然るに、タティングレースはまだ旧年を引きずつてゐる。
11月この方モチーフ増産大作戦を実施してゐて、それをまだやつてゐる、といつたところだ。
まあ、来年の年賀状作成に向け、いまからモチーフを作成しておくといふのはよいことではある。
問題は、単に「頭の中が切り替はつてゐないだけ」といふことにある。
去年は、The Twirly をつなぐプロジェクトに着手して、それを淡々とつづけてゐた。
そのはずなので、そのつづきに着手すればいい。
それはわかつてゐて、即できないのは、プロジェクトがかなり大きくなつてしまつたからである。
以前も書いたやうに、タティングレース用具は、すべて濱野のナティカといふがま口に入れて持ち歩いてゐる。
The Twirly をつなぐプロジェクトは、もう濱野のがま口に入りきる大きさではなくなつてしまつてゐるのである。
ぢやあほかの入れ物に入れればいいぢやない。
さうなんだが、さうすると、今度はそれを入れて持ち歩くかばんのことを考へないといけない。
タティングレース用具を入れるものが大きくなれば、それを入れるかばんも当然大きくなる……か、もしくはほかのものを犠牲にしなければならない。
そこんとこが結構むづかしいんだなあ。
一時、持ち歩く荷物はかなり減らしたことがある。
ル・ボナーのコンフェッティとかプティ・トートとか、カンダミサコのdumiとか、ちいさいかばんを持つやうにして、荷物を厳選してみた。
するとどうだらう。
時折ほかに手提げを持つこともあるものの、明らかに持ち歩く荷物が減つた。
持ち歩く荷物を減らした所以は、腰にある。
重たい荷物を持つと腰にくる。
躰に悪いぢやあないか。
さういふ理由だつた。
せつかく減らした荷物が増えたのは、持ち歩くかばんがおほきくなつたからだ。
ブロガーズトートを使ふやうになつたのがはじまりだつた。
ブロガーズトートも、最初のうちは荷物minimumで持ち歩いてゐた。
ブロガーズトートのいいところは、荷物minimumでもいい感じに持つことができるところにある。
といふか、かばんつてさういふものなんでせう。
詰め込みすぎてはいけないのだ。
特にル・ボナーのかばんに顕著である。
たくさん入るけど、たくさん入れてはいけない。
腹八分目といふけれど、七分目か、場合によつては五分目くらゐがちやうどいい。
そんな気がする。
今日はパパスを持つてきてゐる。パパスもたくさん入るけれど、たくさん入れてはいけないのだ。ちよつとくたつとするくらゐがちやうどいい。
そんな気がする。
しかし、かばんがおほきくなるといろいろ入れたくなるのが人情といふものだ。
すくなくともやつがれはさうだ。
そんなわけで、ブロガーズトートを使ふうち、持ち歩くものがどんどん増えていつた。
かくして現在に至る、といふわけである。
ブロガーズトートを持ち歩くことにすれば、タティングレース用具入れのおほきさなどに思ひ悩む必要はない。
入れたいポーチなどに入れてブロガーズトートにはふりこめばいい。
それだけのことだ。
だが、ブロガーズトートは通勤電車の中ではそれなりに邪魔になる。中身がすくなければくしやつとして使へるからいいけれど、中身がおほいとそれもできない。
以前、あみものを持ち歩いてゐたときは、メインのかばんのほかに、あみもの用具を入れたトートバッグを持ち歩くやうにしてゐた。
タティングレースもさうするかなあ。
それでまたちいさいかばんに回帰するのだ。
さうしたら持ち歩くものも減るかも。
いづれにしても、The Twirly をつなぐプロジェクトは再開したい。
とりあへず、入れ物の選別からはじめるかな。
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