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Monday, 15 December 2014

Tuesday Night Cowl を使ふてみた

Tuesday Knight Cowl

先週は、ローワンのコクーンで編んだ Tuesday Night Cowl を使つてみた。

これが実にあたたかい。
前回使用感を書いた Brioche Stitch のネックウォーマとどちらがあたたかいか、迷ふくらゐにあたたかい。

以前は、顔見世(顔見世といつたら京都南座の顔見世興業である)には何かしら新たに編んだものを持つて行つたものだつた。
極細毛糸のタティングレースのスカーフを顔見世にあはせて作つたこともある。
近年、さういふ意欲がすつかりなくなつてしまつた。

理由のひとつに、南座の中はそんなに寒くないから、といふのがある。
なにか編んで行つても、南座の中では身につけてゐる必要がない。
タティングレースのスカーフならつけてゐても邪魔にはならないけれど、編んだものとなると、ちよつとね。

また、昨今の顔見世はまるで顔見世らしくない、といふのも理由ではある。
顔見世つていつたらさあ、普段はちよつとないやうな大顔合はせで重厚な演目が並ぶでせう、当然。
さう思ふわけだよ。
だいたい、顔見世のチケットつてベラボーな価格だしね。
それくらゐしてくれなきや、といふ気持ちが、見る側にはある。
だがしかし、大幹部が高齢化し、その下の世代もいまひとつ育つてきてゐない現状においては、大顔合はせも重厚な演目もムリである。
大幹部は体力がもたないし、その下の世代では荷がかちすぎる。
いまは過渡期なんだらう。
おなじやうな時期が、過去になかつたわけではない。
さうは思ふけれど、でも「え、これが顔見世?」といふ演目・配役を見せられちやふと、ねえ。

そんなわけで、意欲は減退状況にある。
しかし、冬の京都は寒い。
南座の中はあたたかくても、外は寒い。
以前、京都の町中でバスを待つてゐたら足下からしんしんと冷えがやつてきて、またたくまにおなかが冷えてしまつた、といふことがあつた。
それで気をつけて行くやうになつたら、その日にかぎつて最高気温19度なんてな年もあつたけどね。
とはいへ、基本的には京都の冬は寒い。
今年も寒かつた。
どうやら関東地方もかなり冷えたのらしいが、京都はとにかく寒かつた。寒いのに大原とかに行つたもんだから余計に寒い。
雪は降つてるし、日なたでも寒い。

顔見世に照準を合はせるからいけないのである。
京都行きに照準を合はせればいい。

といふことで、仕上げてから使つてゐなかつた Rowan Cocoon で編んだ Tuesday Night Cowl を首に巻いていつたのだつた。

前回、「Rowan Cocoon はチクチクしない」と書いた。
以前、おなじ毛糸でネックウォーマを編んだことがあるからだ。
しかし、うーん、やはりちよつとチクチクするかな。気になる人はダメなんぢやあるまいか。
手で触つた感じはなめらかですこしもチクチクしたところはない。敏感な人のみ要注意といつたところか。

リッチモアのコパンで編んだ Brioche Stitch のネックウォーマは、糸が二重のふかふかの編み地で実にあたたかい。
こちらはといふと、縄編みによるふつくらとした編み地でこれまたあたたかい。
どちらがよりあたたかいか、といふと……うーん、どちらもそんなに変はらないかも。
といふのは、Tuesday Night Cowl は、かなり首回りにフィットしたネックウォーマだからである。
風を通さない。
ゆゑにあたたかい。

Brioche Stitch の方は糸が二重の上に折つて使ふから、これまたかなりあたたかい。
実際はBrioche Stitch のネックウォーマの方があたたかいのだらう。
やつがれが鈍感なだけで。

そんなわけで、襟元を Tuesday Night Cowl で守り、ダウンのコートなんかを着ると、これでかなり寒さがふせげる……はずなのだが、やはり京都は冷えた。
しかも大原。
歩いてゐるとあたたかくなつてくるから、ネックウォーマなどは不要になるんだがねえ。

先週のエントリで、「冷えのぼせする人は、タートルネックを着ない方がいいと聞いた」といふ話を書いた。
その伝でいくと、冷えのぼせする人にはTuesday Night Cowl は向かない。
もうちよつとゆつたりめに編めばいいのかもしれないが、このネックウォーマは基本的には首に密着するやうに編むものだと思ふ。
さうすると、襟元はしつかり守れて、しかも熱を逃がすところがない。
冷えのぼせの人には向かないよなあ。

向かないのだけれども、あたたかい。
実は今朝も首に巻いてきてしまつた。
生成だから、なんにでも合はせやすいんだよね。
それに今朝は冷えたし。

ところで、Ravelry では、このネックウォーマの名前を「Tuesday KNight Cowl」と登録してゐる。
以前のエントリにも書いたやうに、ナメック星人のつけてゐる首回りのもしやもしやをイメージして編んだからだ。
ナメック星人、といふか、ネイルさん、といふかな。
ネイルさんといふのは、見てゐて「近衛の士官」といふ感じがする。騎士つぽくもある。
そんなわけでそんな名前をつけてみた。
しかし、Tuesday Night Cowl よりは Burberry Inspired Cowl の方がよりナメックである。
残つた Cocoon で編むしかないか。

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Comments

はじめまして!突然のコメントすみません(>人<;)
首回りににフィットするネックウォーマーを探していて、こちらのブログにたどりつぎした。
着画を見たわけではないので、断定できるわけではないのですが、ブログを読ませていただいた感じと、画像の感じからして、私が探し求めているものに近いと思われ、こちらは何かを見て編まれたのでしょうか?もしそうであればその編み方が掲載されている書籍など教えていただけたら嬉しいのですが(>_<)いきなり図々しいコメントをすみません(>人<;)

Posted by: はな | Sunday, 11 January 2015 at 11:30

こちらこそはじめまして。
このネックウォーマーは、Ravelryの以下のパターンを編んだものです。
http://www.ravelry.com/patterns/library/tuesday-night-cowl

Ravelryをご覧になれない場合は、ちょっと違いますが、似たようなネックウォーマーの編み方が以下のblogに出ています。こちらも以前編みましたが、同じようによくフィットするネックウォーマーです。
http://thegartergirl.com/2009/12/04/free-knitting-pattern-burberry-inspired-cowl-neck-scarf/

ご参考になれば幸いです。

Posted by: Garyo | Sunday, 11 January 2015 at 21:37

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