モチーフ増産月間 進行中
モチーフ増産作戦は遅々として進行中である。
つて、毎回書いてるね。
最近のお気に入りは Nina Libin のデザインしたモチーフで、もつぱらそればかり作つてゐる。ビーズの入らないモチーフね。
うーん、ビーズを入れてみてもおもしろいかなあ。ちやんと貼りつけられないか知らん。
昨日もひとつできあがつた。
これで……えー、数へてないや、何枚できたか。
こんな調子では年賀状はいつまでたつても書けない。
そもそも年賀はがきをまだ買つてゐない。
最近では帰るときに最寄り駅で売られてゐたりするので、なんとなく気がゆるみがちである。
以前はねえ、よく売り切れたものねえ。とくにインクジェット専用用紙のものとか。
最近では年が明けてもあまつてゐるやうなので、これまた procrastination に歯止めがかからない要因のひとつになつてゐる。
まあ、いひわけだけれども。
モチーフを増産する所以は、年賀状に貼りつけるためである。
ほんたうは、一年間に作りためたものを貼りつければいいのだが、どうも今年はあまりモチーフを作らなかつたやうだ。
そりやさうか。The Twirly だとか Masquerade だとかを作つてはつなげてゐるんだから、モチーフは作つてもモチーフ単体はほとんどない。あるとしたら、つないでいくうちに失敗したものだけだ。
そもそも、モチーフ作りはそんなに好きでもないしね、といふことは以前も書いた。
なぜといつて、使ひみちを考へつかないからだ。
来年のほぼ日手帳はナイロンのカヴァにした。つまり透明のカヴァ・オン・カヴァがついてるゐるので、カヴァとカヴァ・オン・カヴァとのあひだにモチーフをはさむといふ手が使へないこともない。
ただ、今回のカヴァは「MOTHER2」のオネットの絵柄なんだよなあ。あまりモチーフで隠したりしたくはない。
さうしたら、モチーフなんて何に使ふよ。
ネックレス用の鎖を通してペンダントトップにするか。
或は金具につけてイヤリングやピアスにするか。
さうした使ひ方もあるだらうが、あまり好みにはあはない。
それで「年賀状に貼りつければいいんぢやない?」と思つたのがはじめだつたんだよなあ。
そのときはそんなに作りためなくてもモチーフがある年だつたのだ。多分。
ところで、前回も書いたやうに、家で作るものと出先で作るものとでは道具を使ひわけてゐる。
いまは家では Aerlit、出先では GR-8 を使つてゐる。
ほんたうはおなじものにした方が手の加減とかが変はらなくていいのだが、でもどちらも使ひたいんだもん。
実はクロバーのタティングシャトルも使ひたい。
あれはいいシャトルだ。
なにしろ、タティングレースはあのシャトルではじめたのだ。
「もうタッチングレース(当時はさう呼ばれてゐた)なんてできるやうにならないかも」といふ暗黒の時代を、このシャトルと一緒に過ごした。
今回も、最初のモチーフと次のモチーフくらゐはクロバーのシャトルで作つた。
つづけて使つてゐないのは、糸を巻き取つたり巻き付けたりするのが面倒だからである。
ボビンのシャトルになれてしまふと、そこのところが一番ネックになるんだよなあ。
ボビンだつたら、糸端を持つてボビンを下に落とせば糸がほどけるもんね。
糸を巻くのだつてボビンだつたらかんたんだ。
一応、クロバーなどのシャトル用に糸巻き補助具のやうなものをふたつほど持つてゐたりはするけれど、糸を巻き付けるのには便利でも、糸をほどくのにはそれほど便利とは思はない。もしかしたら、なにか便利な使ひ方があるのかなあ。やつがれにわからないだけで。
そんなわけで、「だつたらクロバーのシャトルを買はうかなあ」と思つてしまふのがいけないところである。
ここのところ、行動半径内にクロバーのシャトルを扱つてゐる店がないので、そこに至らずには済んでゐるけれどもね。
それにしても、なんでシャトルつてこんなに増えるんだらう。
糸の太さによつて変へる必要はほぼないし、一度に使ふのはせいぜい二個、使つても四個くらゐが関の山だといふのにね。
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