2014 タティングレース模様
2014年のタティングレース模様は、といふと、「なにもできあがつてゐない」に尽きる。
昼休みに食事したあとちよこちよこ結んでゐるので、まつたくなにもしてゐないわけではない。
してはゐるけれど、完成品がなにもないのである。
まあ、モチーフとか栞とか、ないわけぢやないけれど。
現にいまもモチーフ量産大作戦決行中だしな。
タティングレースつて、小さいものはさくさくとできて、でも使ひ道がないんだよね。
昨今刊行されたタティングレースの本は、さうした「小さくて比較的早く仕上がる作品」を掲載したものが多い。
でもさー、そんなの、ひとつふたつ作つたら、あとはもういらないんぢやない?
それで、フリーマーケットなどに出て、「作りたい」といふ欲求のもと生み出されたあまたの似たやうなものが売りに出される、といふのが、あみぐるみなどのときにもあつたとほりである。
やはりあるていど大きいものを作りたい。
さうしたら置く場所もできるしさ。
小さいものといふのは案外置く場所に困るのである。
ここのところモチーフは年賀状に貼り付けるやうにしてゐるから作つても困らないやうにはなつたけれども。
そんなわけで、今年はせつせと Jon Yusoff のデザインした The Twirly といふモチーフをつなぎつづけてゐた。
モチーフ増産大作戦中なので、いまは作つてゐない。
このまま作らなくなつてしまふのではないか、といふ気もしないではない。
でもそれは昨日書いたとほり、ここのところ放置してゐたものでも仕上げることが増えてきてゐるので、なんとかなるのかな、と思はないでもない。
だいたい、もう32枚もつないだし。
このままやめてしまつたら、ここまでの苦労が水の泡である。
そんなわけで、来年も引き続き The Twilry をつなぎつづけるかなあ、と思つてゐる。
ほかには、できればドイリーを作つてみたいなあ。
ドイリー、それは使はぬもの、と、ここにも何度も書いてゐる。
作つても使はないけれど、作るとなんとなく達成感があるんだよね、ドイリーには。
如何にもレースつぽいからかもしれない。
できれば、今まで作つたことはないやうなすこし大きめのドイリーを作つてみたい。
でもそれは The Twilry をつないでゐるのとかぶるのかなあ、と思はないでもない。
あとは、ビーズね。
折りにふれ「ビーズと戯れたい」と思ふのだが、ここしばらく戯れてゐない。
あ、今年はあれか、時計のチェインを作つたね、さういへば。
時計が重た過ぎて、タティングレースだと伸びてしまふことが判明したので、これはマクラメかなにかで作りなほしたいなあと思つてゐる。
とりあへず、シャトルと糸とだけは売るほどあるので、ひたすら結びつづけていきたい。
などといひながら、クロバーのシャトルとか、増やしてさうな予感もするなあ。
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