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Thursday, 06 November 2014

NHK文化祭に行く

11月2日(日)、NHK文化祭なるイヴェントに行つてみた。

毎年開催されてゐるのだらうか、全体的にはお子さま向け、家族連れ向けのイヴェントである。
ワンワンなどの着ぐるみもゐたりする。
番組で実際に使用してゐるTVカメラを操作できるブースもあつたりする。まあお子さま限定だらうと思ふけど。
正装姿で楽器を持つて歩いてゐる一団がゐたから、ちよつとしたアンサンブルの演奏会などもあるのだらう。
やつがれの行つたときには、「スポーツと食」とかいふ主題で、日本カーリング女子代表の選手たちを壇上に呼び、なにやらインタヴューなどを行つてゐた。
詳細は上記リンク先を参照のこと。

NHK放送センターの周囲は渋谷区のお祭りとやらで、ずらりと屋台が並び、人々が「どつとくりだす」をやつてゐた。
当然、ものすごい人混みだ。
そのためだらう、NHK放送センターにもたくさんの人が流れ込んでくる。
人混みの苦手なやつがれにはつらいイヴェントだ。

なのになぜ行つたのか。
人形劇の「シャーロックホームズ」の人形が展示されてゐると聞いたからである。

あとで知つたが、それだけなら行く必要はなかつたのかもしれないなあ。
なぜといつて、11月30日(日)から12月28日(日)まで、NHKスタジオパークで「NHKパペットエンターテインメント シャーロックホームズ展」といふイヴェントが開催されるといふのを知つたからだ。
うーん、こちらも混雑が予想されるのか知らん。

でもまあ、行つて正解だつたと思ふ。
ホームズの展示はもちろんよかつたのだけれども、なつかしのキャラクタといつた感じでペーパークラフトのにこにこぷんやプリンプリン物語の面々を見ることができたからだ。
その場にあるQRコードをスマートフォンなどで読み込むとWebからペーパークラフトをダウンロードできるやうになつてゐた。
じゃじゃ丸くんは、やつがれの中では歴代No.1の「おかあさんといっしょ」着ぐるみキャラクタだ。
プリンプリン物語のメンバーの中には、ルチ将軍もゐた。「IQ1300!」だよねえ。懐かしい。残念ながら頭の巨大さは表現されてゐなかつた。自分でダウンロードして作り足す必要がありさうだ。しないけど。

なんだかこれだけで十分満足してしまつてゐる自分がいとほしいといふかあはれといふか、ね。
プリンプリン物語とか三国志が放映されてゐた時分には、NHK放送センターの入り口に人形が飾られてゐたりしたんだよね。「あんた誰?」くらゐの端役も待つてゐてくれたりして、あれは毎回楽しみだつた。
いまはどうなんだらう。「シャーロックホームズ」の人形はNHK放送センターで待つてゐてくれたりしないのか知らん。
しないのかもしれないなあ。

さて、肝心のNHK文化祭における「シャーロックホームズ」は、といふと、人形は、ホームズ、ワトソン、ハドソンさん、アイリーン・アドラー先生の四人だけだつたものの、人形設定のスケッチや、原型を作る前の粘土細工なども飾られてゐたからだ。粘土細工にはシャーマンもゐた。可愛い。
人形のスケッチには、番組内でワトソンメモといふ形で紹介されてゐるのとおなじものもあつたのかなあ。
はづかしながら、ホームズの胸元のスカーフがベイカー街周辺の地図だとははじめて知つたよ。
ダルタニアンとホームズの頭部を並べて描いてあるスケッチもあつた。そんなのもちよつと楽しい。

ホームズには、人形者の心をくすぐる要素があるなあ。
顔がビスクドールのやうな感じになつてゐるあたりとかね。髪の毛はつやつやとした仕上げになつてゐるけれど、顔はつや消しの磁器みたやうな感じになつてゐる。
ちよつと斜に構へて流し目で、顎のあたりに手をやつてゐる姿で展示されてゐて、これがまたいいんだな。

斜に構えてゐるホームズとは逆に、ワトソンは正面切つて飾られてゐた。なんだかとつても「welcome」といつた雰囲気で、これがまたよい。
照明の具合もあるのかもしれないけれど、ワトソンは全体的に茶色つぽいといふか、皮膚などは日に焼けた感じで元気いつぱい、といつた趣がある。
TV画面で見てゐるときは、ホームズとワトソンとの色合ひは必ずしも調和してはゐないなあと思ふときもあるのだが、そこがいいのかもなあ。とくにかうして並んでゐるとさう思ふ。

ハドソンさんは、TVで見ると鬱陶しいが(さういふ役回りだからね)、展示されてゐるのを見ると、春風駘蕩といつた感じである。全体的に桃色系の色合ひで、それがよい。髪の毛部分が紙細工のやうに見えて、それがふんはりと軽い感じを出してゐるのもいいのかも。
鬱陶しいといひながら、出てくるとちよつとうれしい気がするのも、そんな明るさがあるからかもしれない。

アイリーン・アドラー先生も桃色系なのに、ハドソンさんとはまつたく違つた趣があるのがおもしろい。
ハドソンさんの口元はお喋りな人のそれなのに、アドラー先生の口元はなんともエロティックだ。
竹宮恵子が公開してゐたスケッチに、いくつも口元ばかり描いたものがあつた。普通にしてゐてもちらつと歯が見える、だとか脇にちよこつとした書き込みもあつたりした。いかに色気のある口元を描くことができるか、といふやうなことに挑戦してゐたものらしい。
今回、アドラー先生を見て、そんなことを思ひ出した。
うーん、やつぱりアイリーン・アドラー先生はステキだわー。

行きは原宿駅から歩いていつた。
でも、こどものころはいつも渋谷駅から歩いてきて、渋谷駅へと帰つていつた。親につれてきてもらつてゐたころも、「人形劇三国志」の音入れを見学しにきたときも、「関羽の死」の収録を見にきたときもさうだつた。
ここのところはNHKホールに行くにも原宿駅を利用することが多かつた。
じゃじゃ丸くんやルチ将軍を見て、いろいろ懐かしくなつて、ぼんやりと渋谷駅まで歩いてしまつた。
バカだねえ。

ところで、NHK文化祭でホームズたちに会つたせゐだらうか。
TVの放映で彼らを見ると、以前より親しみを覚えるやうになつてゐる。
いまのところはすでに見たことのある回ばかり放映されてゐるが、それもまた楽しみになつてきた。

もひとつところで、「ちいさいお友だち」はほぼホームズたちが飾られてゐるあたりはスルーしてゐたことが気になつてゐる。
まあ、対象年齢はまちつと上なのかな。さうするとNHK文化祭にはわざわざ来ない子たちなのかもしれない。
え、「おほきなお友だち」向きの番組?
いやー、それは、ないだろー、多分。

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