六角形をつなぐ罠
The Twirlyをつなげるプロジェクトは、31枚めをつないであとは端糸を引き込むだけになつてゐる。
あと4枚つなぐと7枚つなぎのモチーフがまた一つ、つながることになる。
The Twirlyはここでも何度も書いてゐるやうに、Jon Yusoffのデザインしたモチーフである。
モチーフ単体の作り方しか出てゐなくて、つないだときにどうなるかはやつてみるまでわからなかつた。
とりあへず7枚つないでみて、「こんな風になるのかー」と思つた。
それを1列につないだやうすはなんとなく想像できた。
写真のやうに列同士を互ひ違ひにつないだらどうなるかは、想像できてゐない。
おほよそのやうすは予想できるがね。
つなぎ方も試行錯誤しながらつないでゐる。
このモチーフは前の段のモチーフのどこにつなげばいいのだらうかー、とか、考へ考へつないでゐる。
をかしいなあ。もつとかんたんにつながるはずだつたのに。
六角形を甘く見てゐたな。
正三角形・正四角形・正六角形は、つないだときに平面が埋まる。
そのはずである。
そのつもりでゐたから、もつとかんたんだと思つてゐたんだよな。
平面を埋めるやうにつなぐには、辺と辺とをあはせるやうにする必要がある。
The Twirlyは六角形ではあるけれども、そして、正六角形にかなり近い形ではあるけれども、どこらへんが辺なのか、判然とはしない。
いや、ちよつと見ればわかる話なんだけれどもね。
最初につなぐときに辺のことを考へなかつたのだ。
それで、なんだか苦労してつなぐ羽目に陥つてしまつたのである。
六角形とか十二角形には、かうしたつなぎ方がある。
以前、十二角形のモチーフを7つつないだときに、(仮の)辺と辺とがあはさるやうにつないだものと角と角とをつないだモチーフとを作つてみたことがある。
おなじモチーフを同じ数だけ同じ形になるやうにつないでも、辺と辺とがあはさつてゐる場合と、角と角とをつないだ場合とは、当然ながら見栄えが変はつてくる。
今回は、できれば大きめのモチーフを作りたかつたので、角と角とをつなげるやうにしてみた。
辺と辺とをつなげてゐれば、もつとかんたんに全体をつなげてゐたのにね。
と、これはあとで気がついたことである。
つなぎ方を考へるのは楽にはなるが、辺と辺とをつなぐ方が過度と角とをつなぐよりもつなぐ回数が増えてくるので、それはそれで手間ではある。
自分ではThe Twirlyは角と角とをつなぐ方が映えると思つた。
だからこれでいいのである。多分。
そんなわけで、糸もあるし、まだまだつなぐ予定である。
どこまでいけるかのう。
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