渋谷と飯田とイヴェント情報
今年の夏も、渋谷ヒカリエの川本喜八郎人形ギャラリーではイヴェントが開催されてゐる。
渋谷ヒカリエ8F「川本喜八郎人形ギャラリーガイド」と銘打つて、8/11(月)~20(水)まで13:00~17:00、川本プロダクションの人やおそらく人形遣ひの人がゐて、いろいろ説明してくれるのらしい。人形の操作などは14:00~15:00のあひだやるのださうである。
去年もおなじイヴェントに行つて、実盛を操作させてもらつた。顔つきからいつて、実際に髪の毛も髭も黒いころの実盛なんぢやないかと思ふ。
今年は誰かなあ。
8/13(水)~17(日)の13:00~17:00には、おなじヒカリエ8Fの「防災センター会議室」で人形劇の「平家物語」の上映会も行はれる。
といふか、いままさに行はれてゐるのか。
今年は瓶子が倒れたり、五条大橋があつたり、義仲が出てきたり、いろいろ楽しいぞ、きつと。
といふわけで、今年も行く気満々なのだが、まだ行けてゐない。
上映会の方はほとんど見られないかもしれないなあ。
三年前の上映会は「人形劇三国志」からより抜き上映だつた。
この話は、ここでくどいほど書いてゐる。
PARCO劇場に「其礼成心中」を見に行つた帰りにヒカリエに立ち寄つて、途中から「赤壁の戦い」を見て、なんかすつかり「其礼成心中」のことなど忘れ去つてしまつたのだつた。あれは暑い日のことだつた。
多分、あの日「赤壁の戦い」を見なかつたら、いま自分はかうしてゐないし、ヒカリエにも足繁く通ふことはなかつたらう。
あそこから人生狂つてしまつたのだ。
一方、飯田市川本喜八郎人形美術館では、8/19(火)まで、「人形活劇 新・三銃士」の人形が展示されてゐる。
川本喜八郎の人形ではないけれども、三銃士の人形たちはこの美術館に寄贈されたのだといふ。
ちやうどいま再放送中なんだよね。
あの人形も間近で見たい、とつねづね思ひつつ、19日までに飯田に行く算段ができなかつた。ショックである。
ここ二年ほどは同美術館では8/23の川本喜八郎の命日に「死者の書」を上映するのだが、今年はまだそのお知らせが出てゐない。
「八月のアニメーション」のお知らせには、「8/23は別の作品を上映する」とだけ書いてある。
おそらく「死者の書」を上映するのではないかなあと期待してゐるのだが。
そんなの、DVDを買つて自宅で見ればいいぢやん、といふ話もあらう。
やつがれもさう思ふ。
その方が安上がりだし、ひとりで何度も楽しめる。
でも、大きい画面で見てみたいんだよね。
去年一昨年と8/23は平日だつたのであきらめてゐたのだが、今年は土曜日。
なんとか行けないものかと思ふ。
8/23といへば忠武侯の命日でもある。こちらは旧暦だけれども。だから「秋風」なわけだな。
夏の飯田は日中はとても暑いと聞いてゐる。
でも夜は気温が下がるのださうな。滅多なことでは熱帯夜にならないといふ。
暦の上ではDecember……つてそれは去年のネタだよ……もとい、暦の上では秋になつて久しい。
秋の気配を感じつつ、「死者の書」を見て、夜はしんみり一杯、といふのがやつてみたいんだが、どうなることやら。
いづれ、渋谷には行くつもりでゐる。
行つたらまたここでしつこく書くつもりである。
今年は誰に会へるのかなあ。
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