KING JIMのLINK NOTEを使ふ
文房具カフェで開催される「最新デジアナ文具 LINK NOTEと過ごす2週間」といふイヴェントに参加できることになつた。
ついてはモニタとして、KING JIMの新商品LINK NOTEをモニタとして使用することになつた。
使用するのはA6サイズの方眼罫。持ち歩くにはこれがいいかなと思つた。
KING JIMといへば、いまこれを打つてゐるポメラDM100もKING JIMの商品である。
ポメラは初代のDM10も使つてゐた。
職場ではKING JIMのバインダもよく使つてゐる。
普段、なにかとお世話になつてゐる会社だ。
LINK NOTEについては、リンク先を見てもらへればわかると思ふ。
ページの右下隅にQRコードが印刷されてゐる。これをスマートフォン用の専用アプリケーションで読み込んで、スマートフォン内に保存されてゐる画像や音声、動画やURLなどを記録することができる、といふ寸法である。
たとへば、美術館に行つたとしやう。
ポスターの写真をiPhoneなりAndroid端末なりで撮影する。
展覧会や美術館のURLがあれば残しておきたい。
チケットはLINK NOTEに貼る。
チケットを貼つたページのQRコードを読み込んで、ポスターの写真や展覧会のURLを登録する。
チケットを貼つてあまつた場所にはちよつとした感想を書いてもいいかもしれない。
blogでもやつてゐるのなら、展覧会の感想を書いた部分のURLを登録することもできる。
自分だつたらそんな風に使ふかなあ。
最初はそんな風に考へてゐた。
また、ちよつとカンミ堂のピコットフセンに似てゐるな、と思つた。
ピコットフセンは、QRコードが印刷されてゐる付箋である。
日記帳などに貼り付けて、QRコードをこれまたスマートフォン用の専用アプリケーションで読み込み、スマートフォンに保存されてゐる写真を登録することができるやうになつてゐる。
最初はどうやつて使はうかなあと思つてゐたが、三年手帳と一緒に使ふことにして、いまはかなり頻繁に使つてゐる。
ピコットフセンと使用法が重ならないかなあ。
LINK NOTEを手にしたときの心配はそれだつた。
普通に日記帳として使はうとしたら、ピコットフセンと使ひ方がダブつてしまふ。
それでいろいろ考へて、ぢやあひとまづはあみものプロジェクトまとめ帳にしたらどうだらう、と思ひついた。
それはすでにRavelryといふあみものSNSで実現されてはゐるのだが、まあ、ここはひとつ、アナログなものも入れてみてもいいぢやあないか。
こんな風に、LINK NOTEには編んでゐるものの情報を書く。
編んでゐるものの名前、参照してゐる書籍、使用してゐる針、糸、編むのを開始した日と終了した日を書いてみた。終了した日はまだ空白ではある。
ちなみにこれはLAMYのターコイズのインキを入れたファーバー・カステルのペルナンブコで書いた。ペン先は細字で、にぢみはないし裏抜けもしてゐない。
で、登録したのが写真とURL。URLはこのblogでこのストールについて書いたときのエントリを入れてみた。
うーん、まるでRavelryだな。
ただ、Ravelryの場合は、SNSのメンバにも見てもらはうといふので、見てもらへるやうに登録のタイミングを見計らったりするし、そもそもWebにアクセスできないとなにもできないしなにも見られなかつたりする。
LINK NOTEはアナログ版バックアップになるんぢやあるまいか。
ちなみに、このページのタイトルなんぞもつけてみた。
あみものだからRavelryのアナログ版のやうになつてしまふけれど、最初に書いたやうに美術館や展覧会、映画や芝居を見に行つたときにも使へさうだ。URLは複数登録できるやうだから、公式サイトだけでなく、感想を書いたページへのリンクもはることができる。
読み終はつた本もおなじやうに管理できさうだ。
また、あみものとかぎるとRavelryになつてしまふけれども、タティングレースや刺繍その他の手藝にも使へると思ふ。Webで見つけたフリーパターンのURLを登録できるといふのはいいやね。フリーパターンのURLと自分で作つたものの写真をリンクすることができる、といふのはいい。
ものは試しだし、あみものに限らず、ほかのものもいろいろと登録してみやうと思つてゐる。
さういふ「るつぼノート」にしてもいいしね。
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