二度あることは三度ある
タティングレースは、進んでゐるやうで進んでゐない。
前回、六角形のモチーフを七つつなげた大きな六角形の三つめをつながうとして、二回失敗した、と書いた。
二回ともつなぐ場所を間違へてしまつた。
三回めは、つなぐ場所には気をつけてなんとかなつてゐたのだが。
最後のピコのつなぎを失敗してしまつたのだつた。
The Twirlyといふモチーフは、ぐるりと六角形を作つて、最後のチェインを一番最初に作つた外側のピコとつなげる。
外側でつなげる場合、ちよつとした技が必要だ。
本などでは、折つて折つてつなげる、とある。
それに失敗したんだな。
うーん、ここのところこの方法で失敗したことはなかつたのに。
またもや「X-Files」のスカリーのせりふが脳裡をよぎる。
ま、それはおかう。
気を取りなほして、四回めに挑戦してゐる。
昼休みにね。
家では、ぼんやりとモチーフを作つたりしてゐる。
モチーフの方は、これといつた目的もなく作つてゐるので、なんだか今一つぱりつとしない。
「なにかしなければ」といふので作つてゐるからなほさらだ。
とくに、モチーフの途中で糸がなくなりさうになるともういけない。
別のシャトルに糸を巻いて、糸をつないで……とか考へていくと、それだけで疲れてしまふ。
まあ、それでもなんとか最後まで作つたりはするのだが。
そんなわけでひとつ作ると次にしかかるのにも時間がかかる。
これではいけない、といふので、昨日ひとつ栞を作つてみた。
Kersti AnearのFloral Bookmarkである。
糸はLizbeth #40のFruit Fizz。神戸のドヰ手芸に行つたをりに購入した。
Floral Bookmarkは過去にいくつも作つた。
いくつも作つて、いづれも行き方知れずである。
気力のない証拠に、糸端の始末がまだできてゐない。
花びらの部分が長いチェインでできてゐる。そこに気をつけながら作つたつもりだ。
つもりだつたのだが、やはりなんだかねぢれてゐるやうなところがあるなあ。
整形すればなんとかなるか知らん。
さう、整形もまだしてゐないのだ。
だから糸端もそのままなのである。
これぢやあできたとはいへないよなあ。
まあ、できたとも思ふてはゐないけれども。
現在、一事が万事こんな調子である。
それでもタティングレースはやつてゐるだけまだましかな。
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