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Thursday, 24 July 2014

情報カードを使ふ

先日、5×3カードを使ふやうになつた、といふ話を書いた。
日々、なんとなく使つてゐる。

Index Cards

学校に通つてゐた時分には、いろいろな5×3カードを使つてゐた。
LIFEの罫線のあるクリーム色のカードをメインに、色付きのカードや薄手のカード、あと読書ノート代はりに図書カードを使用してゐた。
クリーム色のカードはいまも使つてゐるし、色付きのカードもまだあるやうだけれど、薄手のカードと図書カードはどうなんだらう。
大きい文房具店に行けばまだあるのかな。

さう思つて、Webで検索してみたら、なんだ、いろんな種類があるぢやあないか。
図書カードもちやんとある。
さうだよなあ。図書カードなんて一度使ひはじめたら、延々と使ふものだものね。
やつがれはLIFEのカードを愛用してゐた。
コレクトは、当時行きつけの文房具屋になかつた。
たまに別の店に行つてあると買つてゐたけれど、図書カードはフォーマットや見てくれが一定でないと、ね。

はじめての5×3カードはMeadだつた。
それも、それしか手に入らなかつたからだ。
Meadのカードに覚えたての参考文献や引用文の書き方にしたがつて書いてゐた。
もうちよつと先に行ければ論文の書き方に進めたのだらうけれど、残念ながらそこまでは行けなかつた。
そこまでは行けなかつたけれども、論文めいたものを書くときには役に立つた。

学校に通つてゐた時分、すなはち人生で一番情報カードを使つてゐたころは、京大カードも使つてゐた。
横長に綴じられるやう二穴のカードを使つてゐた。
専用のバインダに綴じて持ち歩いてゐた。
かさばるので使はなくなつた、とは、以前書いたとほりである。

現在、どのやうに情報カードを使つてゐるのか。
うーん、ここで「かう」と書くほど、決まりがあるわけではない。
なにしろ最近また使ひはじめたばかりだからね。
基本的には、なにごともひとつのノートに書くのがいい、と思つてゐる。
あとで探すのが楽だからである。

さういひながら、三年手帳を使ひ、クイール・ノートやMoleskineなどのノートを使ひ、スケジュール帳にはSmythsonのSCHOTT'S MISCELLANY DIARYを使ひ、そのほかEvernoteも使つてゐる。

さうしやうと決めてさうなつたわけではない。
いつのまにかさうなつてゐたのだ。
すなはち、いまの状態がやつがれには向いてゐる。
さういふことなのだと思ふ。

とはいへ、おほよそのことはその時々で使つてゐるノートに集約されてはゐるのかな。
ノートといふのは、使ひ終はると持ち歩かなくなるものである。
さうすると、出先で「あれ、これ、前も書いたのに」と思つても、すぐには確認できない。
また、「あのときなんて書いたんだつたかなあ」といふことも、帰宅するまではわからず仕舞である。

薄くてかさばらないノートを用ゐることにして、二三冊前のノートは持ち歩くことにしてもいいかな。
そんなことを考へたこともある。
SmythsonのPanamaならできさうだ。Moleskineだとチトかさばる。クイール・ノートやGMUNDのノートだとさらにかさばるだらう。

いま手元にある使用済みのカードは、いづれも今日書いたものだ。
7枚ある。
内訳は、本やWebサイトからの引用文と、自分の中で答への見つからない問ひ、それとその問ひについて思ひついたこと、だ。
すなはち、なにかの折には見返したい内容、といふことだ。

答への見つからない問ひなんてまさにさうだと思ふ。
それについて連想したこともさうだらう。
カードに書いて折にふれて並べ返してみたい。
そんな気がする。

これまではさうしたこともすべてノート書いてゐて、そして、ノートが使用済みになると同時にほぼ忘れ去られてゐたんだな。
たまにノートを見返すと思ひ出すくらゐで。
でもそのころにはもうそんな問ひに対する気持ちは冷めてゐたりした。
そこのところをカードでうまく拾へるといいなあ、と、思つてゐる。

あと、もうひとつ考へてゐるのが、情報カードで句帳である。
現在やつがれの句帳は、SCHOTT'S MICELLANY DIARY 2010だ。これの一日の欄に一句、もしくは季語だけつければ一句になるやうなことばを書き付けてゐる。
これはこれで薄くてそれなりにたくさん書けてとてもいい。
でも、カードにしたらどうだらう。
カードに一句、もしくは季語だけつけたら一句になるやうなことばを書いておいて、ぱらぱらと眺めるやうにしたら、いいんぢやないかなあ。
出先でジョッターを取り出しておもむろに句を書き付けたりしたら、ちよつと矢立てに句を書き付ける人のやうな感じぢやああるまいか。

形から入るのはどうよ、とは思へども、ちよつとやつてみやうと思つてゐる。

ちなみにやつがれの俳号は、子貝といふ。

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