踵をどうしやう
くつ下は、すこしづつ編み進んでゐる。
Magic Loopでの一足同時編みは久しぶり、と前回書いた。
編みはじめのうちは、なんだか要領を得なくてなかなか進まなかつたが、先週半ばくらゐから、すこし編めるやうになつてきた。
そんな気がする。
それにしても糸と模様とがあはないことこの上ない。
縄編み部分の編み目がつぶれてゐないので、糸自体と模様との相性はいいのだと思ふ。
問題は糸の色(といふか模様といふか)と縄編みだ。
編みはじめる前から、「あはないだらうなあ」と思つてはゐた。
ここまであはないとはねえ。
この写真はまだましな方を写してゐる。
裏はもつと「あはないねえ」といつた色合ひになつてゐる。
そちらを踵側にするつもりだけどねえ。
さう。もうあと一模様も編むと踵に入る。
編み方にしたがへばさうなる。
どうするかなあ。
毛糸の残り具合からいつて、もうちよつと長く編むことは可能である。
履き口はTwisted German Cast onを使つてゐることもあつて、かなり余裕があるしね。
長くするか。
指示通りに編むか。
いつもそのあたりが悩みどころである。
悩みどころといへば、実は踵もさうなのだ。
踵は三角まちのある方法で編む、と、編み方にはある。
しかし、読んでゐてなんだか面倒くささうなんだよね。
踵を返した(heel turn)あと、いろいろ計算をしないといけないのらしい。
最近編んでないから単に引き返し編みだけの踵にしやうかなあ。
ちよつと日和りつつある。
見た目は三角まちのある踵の方が好きなのだが、履いたときにぴつたりくるのは引き返し編みだけで編んだ踵の方なんだよね。どちらかといふと。
このくつ下は結構気に入つたし、もう一足編んでもいいかな、と思つてゐる。
今度編むときは、ちやんと模様と相性のいい毛糸で編みたい。
今回は、ものの試しに引き返し編みの踵で編んでみて、やうすを見る、かなあ。
といふのも、とにかく計算するのがめんどくさいのである。
やれやれ。
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