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Wednesday, 02 April 2014

2014年3月の読書メーター

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3443ページ
ナイス数:8ナイス

なぜ理系に進む女性は少ないのか?: トップ研究者による15の論争なぜ理系に進む女性は少ないのか?: トップ研究者による15の論争感想
「無意識のバイアス」、かあ。
読了日:3月4日 著者:スティーブン・J.セシ,ウェンディ・M.ウィリアムス
料理の科学―素朴な疑問に答えます〈2〉料理の科学―素朴な疑問に答えます〈2〉感想
「科学の何がすばらしいって、誰も知る必要のないことまで説明できてしまうところですね」(P38)どこまで本気なのだらう。 世の中では、「おばあちやんの知恵」的なものは経験則であり、概ね正しいとされてゐるやうに思ふが、この本では次から次へとさうした「先人の知恵」を打破していく。解凍のやり方は是非試してみたい。
読了日:3月7日 著者:ロバート・L.ウォルク
李白詩選 (岩波文庫)李白詩選 (岩波文庫)感想
どのページを開いても楽しい。独り酌みつつ詩と二人となるもよし。なんとなく知つてゐる詩が多いことに驚く。どこで覚えたのかなあ。詩心がないのでいままで詩集とかほとんど読んだことなかつたけれど、はじめからおはりまでおもしろかつた。
読了日:3月9日 著者:
飛行機技術の歴史飛行機技術の歴史感想
ひとつの成功の背後には、脈々と続く先人の功績がある。つい最近もそんなことを考へてゐた。航空工学とか、まつたくわからないけれども、様々な人の様々な試行錯誤が積み重なつていくやうすを読んでゐるだけで楽しい。原書が出版されたのが2002年で、ライトフライヤーが空を飛んでから100年と経つてゐなかつたときのこと、などと感慨に耽りつつ、ハリアーとかステルス戦闘機とかはやつぱり型破りな飛行機なんだなー、と思つたり。飛行機好きならもつと楽しめるんだらうな。
読了日:3月13日 著者:Jr.,ジョン・D.アンダーソン
李白と杜甫 (講談社学術文庫)李白と杜甫 (講談社学術文庫)感想
「蛾眉山月の詩」の「君」を女の人ととらへないところに共感を覚える。李白にしても杜甫にしても、子や孫のその後のことはよくわかつてゐないのか。よくぞこれだけの数の作品が残つたものだ。実に有り難い。高校の古典の教師が李白が好きで、一度だけ授業で中国語で詩を朗読してくれたことがあつた。あのときの音の美しさを思ひ出した。たまには原語で聞かうかな、吉右衛門の朗読ではなく。
読了日:3月17日 著者:高島俊男
史記 10 列伝 3 新釈漢文大系 (90)史記 10 列伝 3 新釈漢文大系 (90)感想
淮陰侯列伝、かなあ。背水の陣は知つてゐたけれど、その前の駆け引きといふか深謀遠慮といふかの部分が実におもしろい。そして、そんなにすごい韓信が陥れられてしまふといふあたりがたまらない。それにしても司馬遷はほんとに見て来たやうに書くよなあ。何度「見て来たんかい!」と突つ込まうと思ふたことか。酈食其とか李布あたりもおもしろいなあ。
読了日:3月21日 著者:水沢利忠
Free-Range Knitter: The Yarn Harlot Writes AgainFree-Range Knitter: The Yarn Harlot Writes Again感想
あみものに関する本を読むのは楽しい。この本では、三人の娘について、一人づつ書いた文章がいい。母親つて、こんな風に娘を見てゐるのだらうか。そんな風に思ひながら読んだ。あみもののデザイナや毛糸の会社への苦情(或は依頼)の手紙は一冊目にもあつたやうな感じ。「会社への苦情の手紙」と書いたが、その会社からの返信文だけが何通も続く。何をどう書いて送つてゐたのか、などと想像しつつ読む。
読了日:3月23日 著者:StephaniePearl-McPhee
「うつ」とよりそう仕事術 (Nanaブックス)「うつ」とよりそう仕事術 (Nanaブックス)感想
こんなにいろいろ考えついて実践できる人でもうつ病になるのか、というのがまづ驚きだつた。それともアイディアがわいてきて実践もできてしまふ人の方がかかりやすい病なのだらうか。この本に書かれてゐるさまざまな手法については、うつ状態にない時でも役に立ちさうだと思つた。
読了日:3月25日 著者:酒井一太
杜甫詩選 (岩波文庫)杜甫詩選 (岩波文庫)感想
若い頃の自身のことを「詩の才能は曹植に比肩する」みたやうに詠んでゐる杜甫。年を経るとみづからのことを「客」と称する詩の増える杜甫。そんなところまで曹植に似なくてもいいのに、と、思ふてしまふ。華麗な対句に覚えずつるつると読んでしまふ。平仄がわかるともつと楽しいのかもしれない。
読了日:3月27日 著者:杜甫
墨子 (講談社学術文庫)墨子 (講談社学術文庫)感想
酒見賢一の「墨攻」が文春文庫で改めて出版されると聞き、その前に予習しておかうと思つて読んだ。「墨子」といふと、世界史では「墨子=兼愛」といふ感じで習つた。この本は抜粋ではあるものの、「墨子=兼愛」はなんか違ふ。読んで、「それで、生きてて楽しい?」と思ふ。目次にいきなり「孔子は詐欺師」とか書いてあつて、吹き出してしまつた。本文でも「孔某」とか書いてあるし。うつかり読むと笑つちやふところもある不思議な本だ。
読了日:3月31日 著者:浅野裕一

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