最近のノートとペンの組み合はせ
先月半ばから、日々の手帳はMoleskineのポケットサイズ罫線つきである。
このノートとS.T.デュポンのJET8との組み合はせが、かなりいい感じである。
ぱつと取り出してさつと書ける。
そんな感じ。
これまでは、手帳に刺すペンといつて、パイロットのキャップレスデシモか、同じくパイロットのCocoonを選ぶことが多かつた。
キャップレスはノック式でペン先が出てくるのがいい。デシモならペン軸も細い。手帳とあはせるのにぴつたりだ。
Cocoonにはキャップはあるけれど、ねぢつてつけはづしをするわけではない。キャップを抜いたら即書き出せる。
さういふところが気に入つてゐた。
それがJET8を用ゐることになつてどう変はつたか。
まづ、乗り物の中でも書くやうになつた。
これまでは、バスや電車の中では手帳を取り出すことはなかつた。
もともと汚い字がますます汚くなるといふことがひとつ。
もうひとつは、急停車などでいきなりペン先がノートに押しつけられるやうなことになつたらどうしやうといふ不安ゆゑ、だつた。
字が汚くなるのはどうしやうもない。
しかし、ペン先をつぶす心配は、JET8には無用だ。
結果、電車の中でも手帳を取り出すことが増えた。
これまでは乗り物の中ではiPhoneにメモを残すやうにしてゐたんだけれどね。
JET8は、あひかはらず使ひこなせてゐない。
まだまだペンに使はれてゐるやうな感じでゐる。
もしかしたらずつとこのままかなあ。そんなことを思ふたりもする。
ま、それでもいいかな。
これまで手帳はMoleskine→別の手帳→Moleskine……のくり返しだつた。
前回前々回はちよつとちがつて、SmythsonのPanamaを二回つづけて使つてゐた。
次回の手帳は、またMoleskineにしやうかな。
そんなことを思つたりもする。
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