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Tuesday, 04 March 2014

可愛いお道具

GR-8 Tatting Shuttle Bloodwood

タティングシャトルつて、可愛い。
いつもさう思ふ。

まあ、中には巨大なのもあつて、お世辞にも「可愛い」とは云へないやうなのもないわけぢやあない。
しかし、たとへばクロバーの一般的なシャトルなんかは、見てよし手に持つてよしさらに握つてよし、と、三拍子そろつた可愛さだと思ふ。
長さ、厚み、重さが絶妙なんだと思ふ。

これが棒針だとさうでもないんだよなあ。
ミニ棒針なんかは可愛いと思ふけれど、普段使つてゐる輪針や四本針・五本針は、「優秀!」と思ふことはあつても、「可愛い!」と思ふことはない。

かぎ針もさうかな。
かぎ針は、昔クロバーが販売してゐた木軸のものがお気に入りである。6/0号一本しか持つてゐない。ゆゑに、なんとなく6/0号を使ひたい気分になつたりする。
このかぎ針はもちろん使ひやすいし、佇まひも大変結構なんだけれども、やはり「可愛い」といふ感じではない。

スピンドルには「可愛い」のもあるな。こぶりなものとか。トルコ風スピンドル(Turkish spindle)の手のひらサイズなんて、実に可愛い。

でもまあ、可愛さといふ点でタティングシャトルに勝てるお道具は、そんなにない。
少なくともやつがれの手元には。

写真はGR-8 Shuttleである。木はBloodwood。
もともと、黒檀で作つてもらつたGR-8 Shuttleがあつたので、「次は赤だな」と思ひ注文したものだ。
Webサイトには血のやうに赤いBloodwoodのシャトルの写真が掲載されてゐる。
やつがれのBloodwoodのシャトルは、そんなに赤くはない。深みのある赤茶色、といつたところだらうか。

黒檀もBloodwoodも密度の高い木なのらしい。
スピンドルを見てみればわかる。
おなじサイズのスピンドルでも、MapleのものとBloodwoodのものとを比べると、Bloodwoodの方が重たいことが多い。
ゆゑに、やつがれのGR-8 Shuttlesも、それなりに重たい。以前も書いたとほり、重たいのはねぢの部分のせゐである。せゐではあるけれども、おそらくほかの木にした方が軽かつたらうな。そんな風に思ふ。

手にしたときにちよいとずつしりくる。
これがまた、いいんだよねえ。
クロバーのシャトルはちいさくて軽くて可愛いけれど、GR-8 Shuttleはちいさくて重くて可愛い。
そんな感じかな。

見てゐると使ひたくなつてくるのが人情なのだが、さて。

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