2014年度のNHK語学講座にがつかり
2014年度のNHK語学講座にはがつかりだ。
今年度、すなはち2013年度上期のNHK語学講座のうち、「EURO25」といふ名称でひとくくりにされてゐるTVのイタリア語・ドイツ語・フランス語・スペイン語には、NHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」に出演してゐた人が出てゐるものがあつた。
当然来年度は「あまちゃん」に出演してゐた人が出るだらう。どの言語かわからないけれど。
その期待は見事に裏切られてしまつた。
うーん、見ないな、いづれも。
そして、来年度は下期も見ることはないだらう。なぜといつて、下期は前年度上期の再放送だからだ。
前年度上期の再放送といふことで、今年度はイタリア語とドイツ語とは見てゐた。イタリア語には北村一輝、ドイツ語には勝村政信が出てゐた。
去年はどうしてゐたかといふと、上期は当然この二つの言語を見てゐて、下期はイタリア語を見てゐた。高橋克実が出てゐたからである。
かうして、出演者によつて見る言語を選ぶ人間がゐる、といふことは、それなりに出演者の選出は重要なものなのだらう。
しかるに、このメンツなのか、と、来年度の出演者陣を見て思ふ。
以前から書いてゐるやうに、やつがれは少数派を自認してゐる。つねにさうといふわけではないけれど、たとへば歌舞伎なんかを見に行つても、客席はものすごくもりあがつてゐるのに、ひとりだけ取り残されてゐるやうな感覚を覚えることがある。
といふわけで、今年度もさうだし来年度の出演者陣もそれなりに視聴者を引きつけるのかもしれない。
そこのところはよくわからない。
伯母なんかは、「最近はNHKの語学講座もつまらなくて。どうでもいい若い人が出てきて、全然おもしろくないから見ないの」などと云ふてゐたがな。
しかし、やつがれもさういつも少数派といふわけでもない。
ないんぢやないかな。
さう思ふのは、TVドラマ「隠蔽捜査」を見てゐるときである。
杉本哲太、古田新太のふたりの主役は、どちらも「あまちゃん」に出演してゐた俳優である。
ほかに八十田勇一がゐるなあと思つてゐた。
問題は「あまちゃん」出演俳優にとどまらないといふことだ。
生瀬勝久と安田顕とは第一回から毎回出演してゐるし、いつのまにか佐戸井けん太は出てくるし、池田成志の出てきたときには「どんなねづみの三銃士だよ」と思つたものだつた。まあ、三人一緒に画面にうつることはなかつたけれど。
視聴者にはかういふ需要もある。
やつと気づいたか、といひたいところだが、ま、そこはそれ、だ。
本題に戻ると、来年度はTVのNHK語学講座は見ない。
たまたまTVをつけたら放映してゐた、といふことだつたら見るかもしれない。
最近は、NHK教育かTV東京しか見るべきチャンネルがないときが多いからなあ。
そんなところだ。
ラジオは今年度も聞いてゐたものを引き続き聞くつもり。
あ、でもイタリア語はどうしやうかなあ。
やめるかもしれない。
テキスト発売まで時間がある。
もう少し考へることにするか。
« 知らない町を彷徨ふとき | Main | 春夏もの? 何それ? おいしいのか? »
Comments