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Saturday, 01 February 2014

2014年1月の読書メーター

2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3651ページ
ナイス数:9ナイス

都市の誕生: 古代から現代までの世界の都市文化を読む都市の誕生: 古代から現代までの世界の都市文化を読む感想
都市の記録はかうして残るのかもしれない。それ以外の地域の記録は残らないんだらうなあ。アッシュールバニパル図書館の後継者が大英博物館つて、ニネヴェ図書館つてあんな風に文書を集めてたのか、と思つたりとか。
読了日:1月7日 著者:P・D・スミス
VOICE新書 働かないって、ワクワクしない?VOICE新書 働かないって、ワクワクしない?感想
最初、読むかどうか悩んだ。スピリチュアルの棚にあつたからである。読んでみたところ、スピリチュアルの棚にあるのは間違ひだらうと思つた。世の中のいはゆる「ライフハック」の本に書かれてゐることと、そんなに違ふところがあるとは思はれない。「ライフハック」系のサイトなどで取沙汰されないのは、さうしたサイトが「働くこと」を重要視してゐるせゐだらう。 それともこの本はやはりスピリチュアルな本なのだらうか。プラス思考になれ、なんて、普通にビジネス書の棚にある本にも書いてあると思ふがなあ。
読了日:1月12日 著者:アニー・J・ゼリンスキー
図説 地震と人間の歴史 (シリーズ人と自然と地球)図説 地震と人間の歴史 (シリーズ人と自然と地球)感想
歴史家や考古学者は大地震の歴史への影響を認めたがらないといふ。関東大震災は果たしてどれくらゐその後の日本に影響を与へたのか。東日本大震災の後、我々はあの時とおなじやうな道を歩むのか。普段あまり地震の話を聞かない国や地域でもかつて大地震があつたりとか、体感できないやうな地震が起きてゐるとかいふ話もおもしろかつた。そして、いつかは大地震が来ると知りながらその地を去らずに日々過ごしていけるのは人間だけ、といふ話も。
読了日:1月14日 著者:アンドルー・ロビンソン
日曜日の歴史学日曜日の歴史学感想
隠居とか地震とか、最近読んだ本二冊と共通する話題があつておもしろい。ただ、文章はときどき妙。基本的に敬体なのに、意味もなく常体になつたりするのはまだしも、家斉が大名家に嫁いだとしか読めない文章とかあつて、ちやんと校正とかしてるのか知らんと疑問に思ふ。それにしても、人は何故大地震を忘れてしまふのか。忘れたいのかな。
読了日:1月15日 著者:山本博文
The Sleepwalkers: How Europe Went to War in 1914The Sleepwalkers: How Europe Went to War in 1914感想
「わかつてゐること知られてゐることが多過ぎて、なんでかうなつたのかわからない」とあるとほり、大部である。「既知のことばかりつらねてある」といふ批判もあるやうだが、よくまとまつてゐるやうに思ふ。開戦から百年といふことで、題材を同じくする本がたくさん出てゐる。いくつか読んで、またこの本に戻つてみるかな。
読了日:1月21日 著者:ChristopherClark
中世ヨーロッパの農村の生活 (講談社学術文庫)中世ヨーロッパの農村の生活 (講談社学術文庫)感想
史料から読み取られた事実が延々と書き連ねられてゐるだけなのだが、妙におもしろい。かつては中世の農民はみんな似たやうな暮らしをしてゐたと考へられてゐたが、実際にはいろんな人々がゐた、といふやうなことが書かれてゐて、そのとほりなんだらうな、と思ふ。囲ひ込みだとかワット・タイラーの乱だとかの所以もほの見えるところもよい。
読了日:1月22日 著者:F.ギース,J.ギース
四書五経入門―中国思想の形成と展開 (平凡社ライブラリー)四書五経入門―中国思想の形成と展開 (平凡社ライブラリー)感想
こどものころから「長幼の序」などといふものがなかつたら、もつと近所のをばさんだとか幼稚園や学校の先生だとかに畏怖の念を抱かなくても済むのに、とずつと思つてきた。ゆゑに儒教は忌み避けてきた。この本を読まうと思つたのは、「儒教とはさういふもの」といふのが単なる思ひ込みかもしれない、と思つたからである。この本を読むと、孔子の云はんとしてゐたと目されるところと自分が儒教だと思つてゐるところとは、大きくへだたつてゐる部分も多い。そらまあ、2500年も前の人の云ふたことだものな。とりあへず詩経は読んでみたいと思つた。
読了日:1月24日 著者:竹内照夫
妖異金瓶梅―山田風太郎傑作大全〈1〉 (広済堂文庫)妖異金瓶梅―山田風太郎傑作大全〈1〉 (広済堂文庫)感想
潘金蓮の魅力はよくわかるんだけど、その金蓮がなぜ西門慶に入れ込んでゐるのかがさつぱり理解できない。あの金蓮がそばにゐながらよその花にも心奪はれるあたりが西門慶の凄さなのかな。そして金蓮はそんな西門慶に夢中だつたのだらうか。梁山泊の面々の単純さも愛ほしい。
読了日:1月28日 著者:山田風太郎
戦争の変遷戦争の変遷感想
戦争を起こさないためにはどうすればいいのか、といふのが大きな主題である、と前書きにあつたのでそのつもりで読んでみた。どうもあまりさういふ感じはしなかつた。絶対に戦争しない、といふのはムリなんだらう。たとへ戦争といふのが「報復される覚悟をすること」なのだとしても。もともと考へてゐたといふ「On On War」といふ題名の方がよかつたかもね。
読了日:1月29日 著者:マーチン・ファン・クレフェルト

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