特筆すべきことはない
あみものが昨日のやうな状況なので、タティングレースも推して知るべしといつた状況である。
例によつて、年賀状はこんな感じ。
年末、といふか、十一月くらゐからちよこちよこモチーフを作りためてはゐた。
ためてはゐて、しかし、全然足らなかつた。
仕方がないので過去に作つたモチーフをかきあつめてみた。
いやー、ありがたいねえ、過去のやつがれ。
こんなにモチーフを作つておいてくれて。
二枚足りなかつたが、そこは左馬でごまかしてしまつた。
筆ペンはくれたけの万年筆ペンを愛用してゐる。
なのに、年賀状を書く段になつてインキ切れをおこしてしまつた。
仕方なく、ぺんてるの万年筆ぺんを使つた。
名前は「きらり」。
名前や「美文字」といふ惹句には引くけれど、いいペンである。
新しいせゐか、くれたけのペンより腰があるやうな気もする。
今年は筆ペンとも戯れたいなあ。
年賀状は、年明けて四日に書いた。
そのときの人間失格感たるや、筆舌に尽くしがたい。
しかし、とにかく終はつたのだ。
あとは好きなことをしていいはずだ。
といふわけで、タティングレースはまた蔓日日草色のレース糸でドイリーもどきに戻つた。
Jon Yusoffデザインのモチーフをさらにつなげるつもりである。
でもなあ。
今回のことを考へても、モチーフを作りためておいた方がいいんだよなあ。
ここのところあまり見てゐなかつたタティングレースの本でも見て、作りたいモチーフを探してみるかな。
あ、それに、本だけ買つてまつたくやつてゐないメキッキオヤもあつたか。
一度は試してみたいと思つてゐるんだよね。
まあ、タティングレースにもとくに目標など定めず、のんびりまつたり結んでゆきたい。
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