編ませろ
さきほど、なんとか端糸の始末を終へた。
いまやらなかつたら、今後もやらないと思つたからである。
まだ水通しが残つてゐるけれど、ひとまづはできた。うむ。
次はなにを編まうかなあ。
セーターを編んでゐるときは、「くつ下を編まう」と思つてゐた。
「このあと今年はもうくつ下だけでいいかも」くらゐの勢ひだつた。
ところで、セーターを編んであまつた毛糸が八玉半ほどある。
毛糸はパピーのグランメリノだ。
ちよつと大ぶりのショールでも編む、かなあ。
前を割つてポンチョ風にしやうか知らん。
多分、それくらゐのものは編めるんぢやないかなあ、これだけあまつてゐるといふことは。
でも、やつぱりくつ下も編みたいし、この秋冬はベレー帽が流行してゐるらしいからひとつくらゐは編んでみたい。
大物を仕上げたから、舞ひあがつてるよなあ。
ところで、あきらかに睡眠時間が足りてゐない。
ほんとは端糸の始末なんぞせずに寝るべきなのである。
そんなわけで、タティングレースもまつたく進んでゐない。
先週は、「The Swirly以外のものを作るかなあ」などと書いてゐた。
もうだいぶ前に買つたダルマの80番糸を巻いたシャトルが手元にあつた。
ちよつと結んでみた。
スティッチを作つてゐるあひだはいいのだけれど、糸を引く段になつて、なんだかうまくいかない。
えいやとひつぱると結び目がぐしやつとつぶれる。
もともと不器用なたちだから、仕方がないんだけれどもね。
しかしこれだけあみものもタティングレースもできないと、どこかで反動がきさうで怖い。
編めても結べてもゐないのに毛糸やレース糸を買ひ込んでしまふのではないか、とか。
あれこれ作りはじめたはいいけれど、中途半端なところではふりだしてしまふのではあるまいか、とか。
まあ、作りかけがたまるだけならさほど害はないからかまはないがね。
糸を買ひ込んでしまふのは問題だよなあ。
寝不足がたたつて土日もはふつておくと昼くらゐまで寝てしまふしね。
もつたいない。なんのための休みの日か。
でも、世の中の勤め人つてそんなものなのかな。
愚痴る方がをかしいのかもしれない。
とりあへず、毛糸もレース糸も売るほどうなるほどあるので、なんとか形にしてゆきたいぞ。
とか、無謀なことを考へて、それが実現できないからよけいにいけないのだらうか。
そんな気もする秋のゆふぐれ。
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