年の瀬の愚痴
今年ももう終はりだなあ。
最初にさう思ふころには、まだ一月くらゐ余裕がある。
気がつくと、来週の今日は大晦日だ。
いつのまに。
ちまたのクリスマスの飾りつけも、今宵を限り、なのだらうなあ。
はじめて歌舞伎を見始めたころは、十二月はたいてい今時分歌舞伎座に行つてゐた。
行きはクリスマスの飾りつけを見、帰りには和光で正月飾りへの飾り換へを見る。
そんなことが多いかつたやうに思ふ。
そして、年賀状は一枚も書けてゐない。
だいたいはがきを買つてもゐない。
先週と、状況はなんら変はるところがない。
せいぜい、タティングレースのモチーフがちよこつと進んだ、くらゐのところである。
昨日のエントリにも書いたとほり、三連休の最初の二日は飯田に行つた。
道中でモチーフ作りにいそしめばよかつた。
そのつもりでゐて、できなかつた。
情けないことである。
モチーフ作りが嫌ひといふわけではない。
タティングレースはもちろん嫌ひだなんてとんでもない。
でも、なんとなくする気にならなかつたんだよなあ。
まあ、大きな理由のひとつは「前の晩二時間半くらゐしか寝てゐないから」だつたりするんだけれど。
この時期の睡眠不足は不安の種なんだがね。
風邪の原因になるからね。
とりあへず、年賀状は最優先として、長いこと懸案の時計を提げる紐を作りたいなあ。
着手はしてゐるのである。
進んでゐないだけで。
この年末年始の休みは暦の関係で例年よりすこし長い。
これを有効活用できれば、と思つてゐるのだが、さて。
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