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Wednesday, 06 November 2013

空想・妄想・もう予想

渋谷ヒカリエにある川本喜八郎人形ギャラリーは、今週の金曜日から休館する。
休館の期間は11/8(金)から11/15(金)。
11/16(土)の11:00から通常通り開館する。

今週はもう行けまいな、と思つて昨日行つてきた。
どうやら正解だつたやうだな。
来週行つていきなり休みだつたらどれほど落胆することか。
また、行つていきなり面子が変はつてゐたら、どれほどショックなことか。
想像するにあまりある。

といふわけで、次回の展示に登場するだらう人物の予想をたててみんとてたつるなり。

平家物語はそんなにむづかしくないと思ふのだ。
たぶん、牛若丸と弁慶とが出てくるだらう。
このふたりは今回の展示に出てくるかな、と思つてゐたが、チト早かつたやうだ。
今度はゐることだらう。
たぶん。

あと、後白河法王も出てきてもいいんぢやないかなあ。
こちらも今回出てくるかと思つてゐたが、ゐなかつた。

今回の展示ではまだ幼さの残る頼朝も、すつかり成人した姿であらはれるのではあるまいか。
重盛以外の清盛の子らも並ぶかな。

さういへば西行もまだ出てきてゐない。
麻鳥が蓬子とつれだつて登場したりしないだらうか。

一番わからないのは清盛かもしれんな。
前回はうだつのあがらぬ若造の姿、今回は鎧兜も立派な武士の姿、ときて、次回はなんだらう。宮中参内のやうす、とかかなあ。

などと考へてゐると、平家物語ばかりになつてしまふ。

牛若丸と弁慶とは、できれば五條大橋の再現が見たいしね。
夏に横浜人形の家で南総里見八犬伝の展示があつたとき、いろんな場面を再現する展示になつてゐて、これがとてもよかつた。
今回のヒカリエの展示でも、平治の乱の重盛対義平は、まあ、再現一歩手前くらゐの感じだけどとてもいいし、今若・乙若・牛若をつれた常盤御前のところもなんとなく再現風になつてゐる気がする。

五條大橋。
再現できないかね。
できないかなあ。
やつがれの頭の中では夏に見た芳流閣を再現した絵が浮かんでゐるんだが。
あんな感じでやると、ケースひとつまるまるつぶさないとダメかもしれんなあ。
それはムリか。

と、平家物語の方はいろいろ空想といふか妄想もふくらむのだが。
三国志はねえ。
さつぱりわからない。

だいたい、渋谷区がどれくらゐどの人形を所有してゐるのか、不明だしなあ。

前回の展示のときにゐた曹操とか孔明とかが戻つてくるだらうか。
すくなくともどちらかは戻つてくるやうな気がしてゐる。
曹操はゐるだけで華やかだしね。
前回ヒカリエにゐた曹操は、人形劇に出てゐた曹操にくらべてちよいと品があつて、それがまたよかつたんだよねえ。

あとはわからぬ。
前回の展示のときにゐた赤兎も戻つてくるとうれしいなあ。
前回は呂布と一緒だつたので、今回は関羽でひとつ。
と思ふのだが、関羽だけ馬上だと、玄徳・張飛とのつりあひがとれなくなるか。
それになんといつても「人中の呂布、馬中の赤兎」だからなあ。

川本喜八郎は、張遼をつくりなほしたいと云つてゐた、といふやうなことをどこかで読んだ。
それがほんたうで、つくりなほしてゐたのなら、是非見てみたいものである。
張遼は、飯田市川本喜八郎人形美術館の前回の展示のときにゐた。
人形劇には出てこなかつたけれど、と説明にはあつた。
眉の動くカシラだつた。おそらく目は閉じるのだらう。
眉根を寄せて、ちよつと困つたやうな顔をした人形だつた。
なにをそんなに困ることがある。
さう問ひたいやうな表情だつた。
張遼。
いいんぢやないかな。
ゐれば、だけど。

それにしても、今回の展示はあつといふ間だつたな。
別れを惜しむひまもない。
為朝とか、もう見られないのか、と思ふ。
敗残の為朝は実にいい。
昨日も見てきて、もう何度も見てゐるのに、つくづく見入る。
為朝は、それでも最悪人形劇を見ればいい。

袁紹とか許攸とか、人形劇に出てゐたのとはちがふからなあ。
許攸は、以前も書いたけれど、「なるほど、これならある日ばつさり斬られて一巻の終はりになりさうだよなあ」といふ感じだ。
人形劇の許攸は、どちらかといふと困り顔のいい人だからなあ。袁紹の悪印象を支へるために。

袁紹は、人形劇のときより立派で偉さうだ。衣装の色が若干濃いので余計にさう感じるのかもしれない。
見てゐると、いまにも例の声で例の調子で喋りだしさうな気がする。
君とももうお別れか。

そんなわけで、なんとかもう一度くらゐは行けないものかと画策してゐる。
ムリか。
ムリかな。

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