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Tuesday, 01 October 2013

2013年9月の読書メーター

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2591ページ
ナイス数:6ナイス

荘子 第1冊 内篇 (岩波文庫 青 206-1)荘子 第1冊 内篇 (岩波文庫 青 206-1)感想
疲れてくると逍遥遊篇を読む。北冥に鯤といふ滅茶苦茶デカい魚がゐて、あるとき鳳といふ鳥に転じる。翼の先から先まで、何千里あるかわからない。飛ぶときは、九万里の高みにまでのぼる。そんな鯤と鳳と、そしてその鯤と鳳との存在する世界の大きさを考へたら、自分の悩みなんて、ちやんちやらをかしいわ、といふ気分になるからだ。会社員としては、老荘の徒を標榜するのは自殺行為とわかつてゐつつ、読む。
読了日:9月4日 著者:荘子
カリカチュアでよむ19世紀末フランス人物事典カリカチュアでよむ19世紀末フランス人物事典感想
知らない人ばつかり。でもパラパラめくつてゐるだけでおもしろい。
読了日:9月6日 著者:鹿島茂,倉方健作
猿飛佐助 (文春文庫―柴錬立川文庫)猿飛佐助 (文春文庫―柴錬立川文庫)感想
赤坂ACTシアターの上川隆也の「真田十勇士」を見に行く前に、と思つて読みはじめたが、考へてみたら「真田幸村」の方がよかつたかも? こつちは青山劇場の勘九郎の「真田十勇士」の前に読むべきだつたかも? いづれにしても、柴錬の類まれなる妄想力にあふれた作品群だから、読んでも関係なかつたかもしれない。「女の人の扱ひがひどい」といふ評を見かけるが、男の人も結構ひどい目にあつてるよ。まあ、女の人の方がより、といふ話はあるかもしれないが。ああ、人形劇を見たくなるねえ。四話しか残つてないのが返す返すも惜しまれる。
読了日:9月13日 著者:柴田錬三郎
李賀歌詩編〈1〉蘇小小の歌 (東洋文庫)李賀歌詩編〈1〉蘇小小の歌 (東洋文庫)感想
もう少し漢籍に親しんでから再度挑戦する予定。「秋来」とか「十二月楽詞」の「二月」とか、いいんだよね。あと、東洋文庫つて単純にサイズが丁度いい。読みやすい。
読了日:9月17日 著者:李賀
不許可写真 (文春新書)不許可写真 (文春新書)感想
読みながら手を切らないやう気をつけつつ読んだ。写真つてさう見るのかー。
読了日:9月18日 著者:草森紳一
戦闘技術の歴史 1 古代編 3000BC-AD500 (1)戦闘技術の歴史 1 古代編 3000BC-AD500 (1)感想
ナポレオン戦争のあたりを読みたいのだが、せつかくだからと思つて一巻から読みはじめた。せつかくだからと読みはじめただけの価値はある。むかーし世界史で聞いただけの地名、人名、国名が次から次へと出てくる。資料にあたるなどして記憶の活性化をはかりたい。
読了日:9月26日 著者:サイモン・アングリム
Leaders: Profiles and Reminiscences of Men Who Have Shaped the Modern WorldLeaders: Profiles and Reminiscences of Men Who Have Shaped the Modern World感想
昔徳岡孝夫の翻訳で読んだ。今読むと、「マッカーサーの口を借りてケネディ批判をしてゐるのだらうか」とか「アデナウアーの発言といふことで60年代のデタントを批判してゐるんだらうか」とかいろいろ邪推しちやふなあ。しかし、ニクソン、文章うま過ぎ。読みやすくてよし。だいたい、こんな内容ぢやあケネディには逆立ちしても書けなかつただらうしね。早めに登場する人物ほどおもしろい。すなはち最後の方はちよつとつまらぬ。
読了日:9月30日 著者:RichardNixon

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